【訪問看護ステーションこすもす】広島で活躍する訪問看護師の仕事に密着!
「訪問看護ステーションこすもす」は、広島市中区にある訪問看護事業所。立地を活かし、公的機関や病院、介護施設などと密に連携しながら、地域で看護を必要としている方に必要なサービスを展開しています。今回は「訪問看護ステーションこすもす」で活躍する訪問看護師・柳橋逸美さんに密着取材!やりがいや職場環境について詳しくお聞きしたので、実際の仕事風景とともにご紹介していきます。
目次
経験豊富な看護師・理学療法士在籍!広島市の「訪問看護ステーションこすもす」
広島市中区の地域医療を支える「訪問看護ステーションこすもす」
「訪問看護ステーションこすもす」の事業所は、市内中心部から車で10分ほどの中区光南にあり、通勤や退勤後の買い物などにも便利な場所に位置しています。
こちらの事業所に在籍しているのは、看護師と理学療法士。それぞれの職種が連携しながら、広島市中区・西区・南区(似島・金輪島を除く)などで利用者さんのサポートを行っています。
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また、事業所の近くには、医療や看護、福祉相談を行う「広島市吉島地域包括支援センター」があります。周辺エリアの情報が集まる「包括」とも連携を取りやすいのが「訪問看護ステーションこすもす」の特徴です。
運営するのは広島の「コスモス薬局」グループ会社
「訪問看護ステーションこすもす」を運営しているのは、広島でおなじみの「コスモス薬局グループ」の関連会社でもある「株式会社エンデバー」。
「訪問看護ステーションこすもす」から5分ほど歩けば、同じく「株式会社エンデバー」が運営するサービス付き高齢者向け住宅「エフォール吉島」があります。「訪問看護ステーションこすもす」では、主に「エフォール吉島」の入居者さんに訪問看護サービスを提供しています。
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【訪問看護ステーションこすもす】サ高住での訪問看護の様子に密着!
ここからは、「訪問看護ステーションこすもす」で働く看護師の柳橋さんにインタビュー!訪問看護師を選んだ理由や「訪問看護ステーションこすもす」に入職した経緯を伺いました。
「訪問看護ステーションこすもす」訪問看護師・柳橋逸美さん
看護師。急性期病棟に13年、療養病棟に3年ほど勤務。その後、訪問看護を5年経験。2023年2月に「訪問看護ステーションこすもす」に入職。
病院勤務から、訪問看護の道に進んだ理由を教えてください
「実習をしていた頃から、訪問看護に興味がありました。合計16年間の病院勤務を経たのちに訪問看護師としての経験を積みたいと改めて考え、転職を決意しました」
当時子育て真っ最中の柳橋さんは、夜勤やオンコール対応が難しかったこともあり、病棟勤務から勤務条件の合う訪問看護ステーションに入職を決めたそう。
「訪問看護ステーションこすもす」に入職したきっかけは?
「以前勤めていた訪問看護ステーションで、近隣の居宅介護支援事業所のケアマネジャーさんに『訪問看護ステーションこすもす』のことを紹介していただいたのがきっかけでした」
▼「居宅介護支援事業所こすもす」の管理者兼ケアマネジャー・大野誠一さんのインタビューはこちら
「訪問看護ステーションこすもす」に入職する決め手になったのはどんなことでしたか?
「入職の決め手は、『こすもす』の利用者さんのほとんどが『エフォール吉島』の入居者さんだったこと。施設内でヘルパーや理学療法士、薬剤師などの他職種との連携や情報共有ができる点に魅力を感じました」
また、「訪問看護ステーションこすもす」では、施設内の居室を訪問するため、個人宅を訪問するよりも効率よく移動できるのが特徴。移動時間が少なくなることで、利用者さんと接する時間を十分に確保できるのも魅力に感じたそうです。
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平均的な一日の訪問スケジュールを教えてください。
8:30 | 始業、訪問準備 |
9:00~ | 「エフォール吉島」で訪問スタート |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | スタッフ同士でカンファレンス |
14:00 | 訪問再開 |
17:00 | タブレットで記録業務 |
17:30 | 終業 |
「1日の訪問件数は5~6件で、所要時間は1件あたり30~60分程度。午前・午後で3件ずつの訪問が基本的な流れですが、合間に体調が急変した方の緊急対応をすることもあります」
また、現在ではオンコール対応も行っているそう。
「子供も大きくなったので、他のスタッフと交代で月に10回くらいオンコール対応をしています」
サ高住「エフォール吉島」の入居者さんの居室訪問に密着
実際に、柳橋さんの訪問看護の現場に密着!「エフォール吉島」の利用者さんを訪れた際の様子を取材しました。
「『こすもす』は訪問を効率的に行えるのがいいですね。廊下でヘルパーさんや薬剤師さんと情報交換することもあります」
「訪問先には、聴診器や血圧計、体温計、血中酸素濃度計などのバイタルチェック用アイテムの他に、爪切りやニッパーなども持っていきます」
居室に入り、「こんにちは。調子はどうですか?」と笑顔で声をかける柳橋さん。利用者さんも「今ね、チラシを折りよったんよ」と、笑顔で答えていました。
柳橋さんは、楽しくおしゃべりしながら要領よく脈拍や血圧などのバイタルを測定していきます。
「バイタルチェック以外では必要に応じてお体の清拭や入浴介助、おむつを交換することも。医師の指示があれば、点滴や褥瘡(床ずれ)、皮膚の剥離の処置も行います」
この日は、利用者さんが服用している薬の仕分けを手伝いました。
「『エフォール吉島』には『コスモス薬局吉島店』が併設しており、薬が飲みづらいなどの問題があればすぐに薬剤師に相談できるのも魅力です」
何気ない会話から悩みや本音に耳を傾ける
「看護師として、利用者さんの困りごとや悩みごとに耳を傾けるように心がけています。雑談の中でお聞きした利用者さんの本音は、必要に応じて医師やケアマネジャーと共有しています」
30分ほどで訪問看護は終了。居室を出るときは、利用者さんから感謝される場面も。
「利用者さんから喜ばれることが大きなやりがいです。長く担当していると、廊下やホールで偶然お会いしたときに挨拶してくださることも。何気ない利用者さんの様子が伺えるのも『こすもす』ならではですね」
残業なし、移動負担なし。【訪問看護ステーションこすもす】の働きやすさの理由
柳橋さんには、「訪問看護ステーションこすもす」の働きやすさについても伺いました。
各専門職と密に連携できる職場環境
「利用者さんの情報は、看護師以外に理学療法士、薬剤師、施設のヘルパーとも共有しています。専門職同士が同じフロアで顔を合わせることも多く、すぐに相談できるのが強みです」
「エフォール吉島」への訪問では、別途電話で報告・連絡・相談する時間を設ける必要があまりないため、効率よく業務にあたれます。
残業がないので、プライベートも充実。急な休みも職場でカバー
「私たちは、担当以外の利用者さんの情報も日頃から把握しています。そのため、誰かが急遽お休みになったときに他のスタッフがカバーすることが可能。訪問スケジュールは時間的な余裕を持って組まれているので、残業もありません」
また、「訪問看護ステーションこすもす」では、サポート体制も充実。入社してしばらくは仕事に慣れるまで先輩スタッフが同行訪問してくれるため、業界未経験でも安心してチャレンジできるそう。
男性スタッフの育休取得実績もあり、有給取得率は100%。プライベートとのバランスを取りながら、勤務条件の希望に即した柔軟な働き方が認められています。
一人ひとりの利用者さんにしっかり向き合えるのが訪問看護の魅力!
訪問看護師の仕事は、一人の利用者さんと長く接する時間が取れるため、利用者さんの生活に対する希望や意思に寄り添えるのが魅力。「訪問看護ステーションこすもす」には、利用者さんのために多職種が連携し、スタッフ同士が協力し合える環境が整っています。「看護師としてのキャリアアップを図りたい!」という方は、ぜひ公式サイトから求人情報をチェックしてみてください。
【訪問看護ステーションこすもす】
事業所所在地 | 広島市中区光南1丁目6番17号2階 |
電話番号 | 082-245-0025 |
訪問エリア | 広島市(中区、西区、南区) ※ただし南区は似島・金輪島を除く |
営業日 | 月曜~金曜 8:30~17:30 ※利用者さんおよびご家族からの連絡には24時間体制で対応 |
休業日 | 土曜、日曜、祝日(振替休日含む)、12月30日~1月3日 |