夜勤専従看護師の働き方、やりがいは?広島・尾道のサ高住「けやきの樹」求人情報も

病院や介護施設などで、夜勤帯のみ勤務する「夜勤専従看護師」日中の自由時間が多く、日勤よりも少ない出勤回数で比較的高収入という点が魅力の働き方です。今回は、広島県尾道市のサービス付き高齢者向け住宅「けやきの樹」で、夜勤専従で働く准看護師のスタッフさんにインタビュー。夜勤専従看護師ならではの働き方ややりがいについてご紹介します。

広島県尾道市のサービス付き高齢者向け住宅「けやきの樹」とは

【尾道市向島】サービス付き高齢者向け住宅「けやきの樹」

今回インタビューした夜勤専従看護師・Tさんが働くサ高住「けやきの樹」は、広島県尾道市の向島にあります。
尾道市街地の対岸に位置する向島は、「尾道大橋」および「新尾道大橋」で本土とつながっているため、バスや車での通勤にも便利なロケーションです。

サ高住「けやきの樹」は、2021年に開設。緑あふれる中庭が特徴的で、入居者さんが庭いじりを楽しむなど、ゆったりとした時間が流れています。

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運営するのは尾道市の水産物卸売会社「山源山乃花」

サ高住「けやきの樹」を運営しているのは、地元・尾道の水産物卸売会社「山源山乃花株式会社」です。1988年に創業、2014年に同じくサ高住である「尾道いちょうの樹」を開設し、介護事業へ進出。以来、2つのサ高住を運営しながら、地元の高齢者福祉に貢献しています。

▼山源山乃花株式会社の木曽代表のインタビューはこちら

▼もう一つのサ高住「尾道いちょうの樹」についてはこちら。

サ高住「けやきの樹」の夜勤専従看護師さんにインタビュー!

ここからは、サ高住「けやきの樹」で夜勤専従として働く准看護師のTさんにお話を聞きました。

【けやきの樹】夜勤専従で活躍する准看護師さんをご紹介

Tさんは2023年現在、准看護師として働き始めて7年目、介護業界で夜勤専従という働き方を始めて3年目になる准看護師です。どのような経緯で働き始めたのでしょうか?

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Tさん:

「小学生のときに家族が入院した病院で看護師を見て、かっこいいなと思ったのが始まりです。母になり、入院しがちな子供の側で看護師が働く姿を見て改めて憧れるようになり、資格を取得しました。


病院から介護施設へと転職したのは、人と関わることや話をすることが好きだったからです。サ高住は比較的自立した方も多く、スタッフと入居者さんが楽しそうに話をしている姿に惹かれて『けやきの樹』に入職することを決めました」

「夜勤専従」という働き方を選んだ理由を教えてください。

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Tさん:

子供の小学校入学をきっかけに、夜勤専従勤務へと転職しました。同居している両親を病院に送迎するため、日中動きやすい働き方が必要だったことも理由のひとつです」

勤務時間にバラつきがなく、日中に自由な時間を確保しやすいのが夜勤専従看護師の特徴です。仕事とプライベートを両立しやすいので、Tさんのように日中に動ける時間が欲しいと考える方にはおすすめの働き方と言えるでしょう。

また、「けやきの樹」では、夜勤専従看護師と日勤看護師の給与はほぼ同額。日勤よりも少ない勤務回数で比較的高収入なのも、夜勤専従という働き方の魅力の一つです。

平均的な業務のスケジュールを教えてください。

Tさん:

「勤務時間は16時から翌日の9時までで、2交代制。勤務回数は月に10~11回ほどです。内容は食事介助や口腔ケアといった一般的な身体介護だけでなく、就寝介助や起床時のトイレ介助、夜間見守り支援システム『眠りSCAN』のセンサー対応もしています」

▼介護ICT「眠りSCAN」についてはこちらをチェック!

「けやきの樹」では、「眠りSCAN」を導入していることもあり、夜勤帯で働くスタッフの業務負担を軽減しているそうです。

Tさん:

「ナースコールや眠りSCANへの対応回数は、日によって波があります。入居者さんの急変や転倒がいつ起こるかわからないという緊張感もありますが、眠りSCANがあるので見守りもしやすく、万一の際も迅速に対応でき助かっています」

「夜勤専従」のお仕事で大変なことは?やりがいを感じるのはどんなときですか?

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Tさん:

「特に大変なのは、入居者さんの転倒や急変があった際の対応です。転倒リスクの高い方も多いので、何事もなく朝を迎えられるとホッとします。夜間の急変時は、対応がきちんとできていると自分の経験値も上がるため、やりがいを感じますね」

また、認知症の入居者さんの中には、夜間せん妄の症状が出る方もいるそうです。

Tさん:

「夜に不穏気味になる方もいらっしゃるため、対応が難しくて悩むことも多いですね。でも、入居者さんからうれしい言葉をかけられることもあります。『あなたがいるから安心できるし、安心してお話しできるのよ』という言葉は、今でも印象に残っています」

大変なことばかりではなく、入居者さんから向けられる信頼感や何気ない言葉もやりがいにつながっているのですね。

体調管理や生活リズムを整えるために工夫していることはありますか?

Tさん:

「夜勤の翌日に、その日の夜まで起きていることも多いので…正直なところ、生活リズムを整えられていると言えないかもしれません。でもなるべく、マッサージや飲み物に気を使うなど工夫することで、睡眠の質を上げるように努力しています。そのおかげで、仮眠の間に熟睡できるようになったり、短時間睡眠でも目覚めが良くなったりと、良い状態を保てるようになりました」

生活が不規則になりやすい働き方だからこそ、自分なりに工夫しながら、体調や生活リズムを整えることが大切なんですね。

夜勤専従のお仕事に向いているのはどんな人ですか?

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Tさん:

「夜勤専従の仕事は、日中自由に動ける時間を確保したい方や、高齢者との会話が好きな方に向いていると思います。私が『けやきの樹』へ就職する前の見学で、スタッフと入居者さんの関係性に魅力を感じたように、一度見学してお話を聞いてみるのも良いかもしれません」

夜勤帯は、日中より少人数のスタッフで対応することが多いため、最初は心細い面もあるかもしれません。しかし、「けやきの樹」では、見守り支援システムの導入で、夜勤スタッフの負担が軽減されています。夜勤専従として働くからこそ得られるメリットも多く、魅力的なお仕事と言えるのではないでしょうか。

【求人情報】夜勤専従看護師さんに聞く!サ高住「けやきの樹」の働きやすさとは?

介護ICT「眠りSCAN」が夜勤スタッフをサポート

前述したように、Tさんの勤務するサ高住「けやきの樹」では、介護ICTの見守り支援システム「眠りSCAN」を導入しています(希望者のみ)。眠りSCANは、入居者さんの睡眠状況などを遠隔監視でき、異常があればアラームで知らせてくれるシステム。そのため、安否確認のための訪問回数を減らすことができ、万一ベッドから転倒した際も早急に対応しやすく、夜勤帯の業務を大幅に軽減できているそうです。
こうしたICTによる業務サポートは、少人数で勤務する夜勤帯のスタッフにとって、心強いと言えるでしょう。

【けやきの樹・尾道いちょうの樹の求人】で介護スタッフ、看護師などを募集中!

現在、「けやきの樹」「尾道いちょうの樹」では、夜勤専従看護師だけでなくさまざまな職種を募集しています。
介護スタッフからケアマネジャー、調理員など、多様な職種を募集しているので、希望する求人が見つかるかもしれません。
Tさんによると、夜勤帯含めて話しやすいスタッフが多く、業務が円滑に進められる職場環境だそう。
「けやきの樹」「尾道いちょうの樹」のことが少しでも気になれば、採用ページからご確認ください。

病院だけでなく介護施設にも活躍の場が広がる夜間専従看護師という働き方

夜勤専従看護師の働き方について、広島県尾道市の「けやきの樹」で働くTさんのインタビューを中心にご紹介しました。
夜間専従看護師は、日勤に比べて勤務回数が少なく高収入であることが魅力。日中の自由時間も多いため、Tさんのようにプライベートを大切にしたい方は、働き方の選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

【けやきの樹】

所在地広島県尾道市向東町8918-1
電話番号0848-38-1600
公式サイトhttps://www.keyakinoki-y.jp/
Instagram@keyakinoki_ichounoki
公式LINEhttps://line.me/ti/p/~@629etvlt

【尾道いちょうの樹】

所在地広島県尾道市向東町3301番地59
電話番号0848-38-7767
公式サイトhttp://ichonoki.com/

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