【高齢者向け】節分工作アイデア9選!鬼のお面や紙で作る恵方巻など

2月といえば古くから行われている伝統的な行事、節分があります。「鬼は外、福は内」のかけ声で豆まきをしたり恵方巻を食べたりする恒例行事に、なじみのある高齢者の方も多いはず。寒くてなかなか外出できないこの時期は、工作など部屋の中でできるレクリエーションで季節を感じてもらうといいでしょう。今回は節分工作のアイデアを9つご紹介します。ご紹介したアイデアを参考に、2月の工作レクを企画してみてください。

鬼のお面作り

毎年恒例の鬼のお面作りですが、今年は張り子で作ってみるのはいかがでしょうか。ふくらませた風船にちぎった紙を水のりで貼って乾かし、鬼の顔の色の画用紙を重ねて貼っていきます。乾いたら風船の口の部分をカットしてしぼませ、できた張り子を半分にするとお面のベースが2つ完成です。

お面の目の部分を丸くくりぬき、顔や角をつけていきます。毛糸を髪の毛に見立てて、最後にゴムひもをつければ、鬼のお面の完成!意外と簡単に本格的なお面ができるので、高齢者の方にもおすすめの節分工作です。

お多福のお面作り

節分といえば鬼のお面のイメージが強いですが、豆まき用の豆にはお多福のお面がセットでついていることもあります。節分で呼び込む「福」は、縁起のいいお多福を表しているそう。お多福も節分には欠かせないもののひとつです。

そんなお多福のお面を折り紙で作ってみるのもいいでしょう。折り紙2枚と輪ゴムがあれば、お面のバンドの部分まで作ることができます。折り紙で作れる鬼のお面もあるので、お多福のお面と一緒に挑戦してみるのもおすすめです。

鬼の角バンド

鬼のお面でなく、角だけを作るという方法もあります。ヘアバンドのように頭につけるだけで鬼の角になるので、気軽に節分気分を高めてもらえそうです。こちらも折り紙3枚と輪ゴムがあれば、あとははさみやのりなどの道具のみで作れます。

折り紙の色次第で赤鬼にも青鬼にもなれるので、利用者さん好みの鬼にの好きな色 の鬼になってもらうといいでしょう。

鬼の豆入れ

節分レクで豆まきを予定している施設も多いでしょう。毎年定番の行事のため、楽しみにしている高齢者の方も多いはず。豆まきのときの豆入れを節分工作で用意するのもおすすめです。

用意するのは、紙コップとモール、お花紙、そして毛糸です。紙コップに穴あけパンチで手持ち用の穴をあけモールを固定すれば、持ち手のついた入れ物が簡単にできます。鬼の顔と髪の毛、そして角をつけて、鬼モチーフの入れ物の完成!自分の作った豆入れなら、豆まきもより楽しくなりそうです。

折り紙で作るかわいい鬼

節分工作として、折り紙で鬼を作るのもおすすめです。金棒を持った鬼も、小さいサイズならなんともかわいい!必要なものは、好きな色の折り紙2枚と腹巻用の黄色い折り紙を1枚、金棒用の黒い折り紙を1枚です。

顔と体を別々に作り、最後にくっつけます。角は1本と2本どちらでもOK!最後に利用者さんに顔を描いてもらえば完成です。工程が多くて大変かもしれませんが、完成したかわいい鬼にほっこりしてもらえるでしょう。

鬼の壁飾り

家に飾れるような鬼の壁飾りの節分工作もおすすめです。好きな色の画用紙と黒の画用紙を用意して、黒の画用紙の中央を鬼の形に切り抜きます。裏から別の画用紙を重ねて、顔のパーツを貼るだけで鬼の完成!周りを千代紙で飾れば、おしゃれな壁飾りになります。

凝った壁飾りですが意外と簡単にできるので、高齢者の方でもチャレンジしやすいでしょう。画用紙をくしゃくしゃにもんで、和紙のような雰囲気にするのがポイント。顔のパーツを用意しておき福笑いのように表情を作ると、楽しい節分工作の時間になりそうです。

紙で作る恵方巻

節分の食べ物と言えば、恵方巻。その年の福を司る神様のいる方角を向いて黙々と食べるのが作法です。そんな恵方巻を節分工作で恵方巻を作ってみるのも楽しいかもしれません。用意するのは、キッチンペーパーに黒画用紙、そして赤、黄色 、緑、ピンクの折り紙を半分に切ったもの半分に切った折り紙 です。

具材に見立てて縦長にした折り紙をごはんに見立てたキッチンペーパーで巻いてテープで止め、最後にのりに見立てた黒画用紙でくるりと巻けば、恵方巻の完成!普段料理をしない高齢者の方も、工作なら簡単です。

柊鰯

柊鰯(ひいらぎいわし)は節分飾りのひとつで、柊の葉がついた枝に鰯の頭を刺したもののことです指 したものを指します 。柊鰯には魔除けや厄除けの意味があるとされており、節分に用意していたという高齢者の方もいるかもしれません。柊鰯の意味を説明しつつ、節分工作してみるのもいいでしょう。

鰯の頭と柊を折り紙で作り、最後に組み合わせて柊鰯にします 。1人で全部作るのはもちろん、利用者さんで手分けしてそれぞれのパーツを作り、最後に組み合わせて柊鰯にするのもおすすめです。作った柊鰯は節分の日まで飾って施設の魔除けや厄除けにするといいでしょう。

節分吊るし飾り

動画はこちらでチェック!
https://www.youtube.com/watch?v=qg6Qk431j2Q

いろいろな節分モチーフの折り紙を組み合わせてを折り紙で作り、吊るし飾りを作るのもいいでしょうおすすめです。作るモチーフは鬼、鬼のパンツ、柊鰯、恵方巻。季節の花として、梅の花 を加えるのもおすすめです。。ひとりでたくさん作るのは大変でも、みんなで協力すればそう時間はかからないでしょう。作ればそう時間もかからないでしょう。

折り紙でモチーフを作ったら、鬼や鬼のパンツには顔や模様を描いていきます。それぞれ違う表情になるのも、みんなで作る醍醐味です。モチーフがたくさんできたら紐に貼り付けていきましょう。壁にたくさん並べて飾るとなかなかの迫力です。

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2月は高齢者も楽しい節分工作を取り入れよう

節分は高齢者の方にもなじみのある行事のひとつ。寒くて部屋の中で過ごすことが多くなる時期なので、節分工作で手と頭を動かしてもらいましょう。節分の日のレクリエーションが楽しくなるようなアイテムを作ってもらうのもおすすめです。今回ご紹介した節分工作アイデアを参考にして、利用者さんに楽しい時間を提供してはいかがでしょうか。

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