利用者さんと歌おう♪70代にウケる懐かしのヒット曲リスト
レクリエーションの一環として歌を取り入れる施設は多いですよね。高齢者の方が好きなヒット曲を知っていれば、会話も盛り上がります。しかし60~100歳までの幅広い年齢層の方が利用されている施設では、どんな曲が人気なのか分からないこともあるでしょう。そこで今回は70代の方に人気のヒット曲を10曲ご紹介します!知っている歌謡曲が増えれば、利用者さんとの会話も弾みますよ。ぜひ参考に読んでみてくださいね。
目次
- 【1】人生の美しさを歌いあげた歌謡曲|美空ひばり「愛燦燦」
- 【2】冬のレクリエーションにぴったりの懐メロ!石川さゆり「天城越え」
- 【3】艶っぽい歌詞とメロディが魅力!高橋真梨子「桃色吐息」
- 【4】昭和の男を描いた歌謡曲といえば!石原裕次郎「北の旅人」
- 【5】懐メロの代表格!沢田研二「時の過ぎゆくままに」
- 【6】あらゆる世代で楽しめる!坂本九「見上げてごらん夜の星を」
- 【7】恋の気持ちを歌うなら!坂本冬美「また君に恋してる」
- 【8】テンポの良いメロディで思わずウキウキ!笠置シヅ子「東京ブギウギ」
- 【9】合の手で盛り上がる!氷川きよし「きよしのズンドコ節」
- 【10】男女でデュエットするならこの曲!日野美歌&葵司朗「男と女のラブゲーム」
- 昭和のヒット曲で70代の利用者さんと盛り上がろう!
【1】人生の美しさを歌いあげた歌謡曲|美空ひばり「愛燦燦」
昭和の歌姫といえば美空ひばりです。若いスタッフでも名前を知っている人は少なくないでしょう。数々のヒット曲がある中で、70代に人気を集めているのが1986年リリースの「愛燦燦(あいさんさん)」です。女性歌手ということもあり女性からの人気が高い1曲になっています。歌詞の大半はうまくいかない人生について描きながら、最後には「人生って嬉しいものですね」としめくくるのが涙を誘います。ゆったりとしたテンポなので、レクリエーションで取り入れて皆で歌ってもいいですね。
【2】冬のレクリエーションにぴったりの懐メロ!石川さゆり「天城越え」
石川さゆりのヒット曲「天城越え」は70代の男女から人気を集めています。1986年にリリースされ、今も多くの人に愛されている懐メロです。好きな人への恋心を情感たっぷりに歌い上げた曲は、昭和を代表する歌謡曲とも言えます。歌詞に出てくる「小夜時雨」とは冬に降る短い雨のこと。そのため冬のレクリエーションにもぴったりの1曲です。音程が難しい曲ですが、利用者さんが楽しんで歌えるように盛り上げたいですね。
【3】艶っぽい歌詞とメロディが魅力!高橋真梨子「桃色吐息」
多くの女性の心をつかんだヒット曲は1984年にリリースされた高橋真梨子の「桃色吐息」です。約30年前の曲になるので、70代の利用者さんにとっては40代の頃にヒットした懐メロです。中にはカラオケで歌ったことのある人も多いのではないでしょうか?「あなたに抱かれて こぼれる華になる」と艶っぽい歌詞と曲調が魅力の歌謡曲で、旦那さんに向けて歌う人もいたのだそう。レクリエーションで取り入れるときには、「桃色吐息」を聞いていたときの思い出話にも耳を傾けてみるといいですね。
【4】昭和の男を描いた歌謡曲といえば!石原裕次郎「北の旅人」
ギターの切ない音色がイントロを飾った昭和のヒット曲は、石原裕次郎の「北の旅人」です。70代男性から絶大な人気を集め、「いとしいおまえの呼ぶ声が 俺の背中で潮風になる」と歌詞に描かれた男の姿がなんとも切なく印象的です。リリースは1987年で、石原裕次郎が晩年に歌った歌謡曲。リリースされた時期が石原裕次郎の没後だったこともあり、オリコンヒットチャートでは週間1位を記録し、累計売り上げ枚数125万枚にのぼる大ヒット曲でもあります。曲はもちろん石原裕次郎さんの話題でも盛り上がりそうですね。
【5】懐メロの代表格!沢田研二「時の過ぎゆくままに」
利用者さんが20~30代の頃に流行ったヒット曲といえば、沢田研二ことジュリーが歌う「時の過ぎゆくままに」。1975年に発表されたあと、沢田研二主演のテレビドラマの主題歌にもなった話題の歌謡曲で、70代の方にとっては思い出深い曲でしょう。作詞を担当したのは昭和の名曲を生み出した作詞家の阿久悠。「男と女がただよいながら 堕ちてゆくのもしあわせだよと 二人つめたいからだ合わせる」と男女の仲を色っぽく描いた歌詞が印象的です。
【6】あらゆる世代で楽しめる!坂本九「見上げてごらん夜の星を」
坂本九さんが歌い上げる「見上げてごらん夜の星を」は1963年にリリースされた曲ですが、東日本大震災をきっかけにCMで使われたこともあり、あらゆる世代に耳馴染みのある曲です。歌詞カードを用意すれば、スタッフも利用者さんもすぐに一緒に口ずさめるでしょう。優しく穏やかなメロディに合わせた振り付けを考え、体操レクに取り入れるのもおすすめです。
【7】恋の気持ちを歌うなら!坂本冬美「また君に恋してる」
紅白出場歌手として有名な坂本冬美さんの「また君に恋してる」。もともとは兄弟デュオであるビリー・バンバンの楽曲で、坂本冬美さんがカバーし、大ヒットしました。恋する気持ちを表現した歌詞は、甘酸っぱく、切なさを感じさせます。ゆったりとしたメロディなので、利用者さんも歌いやすい一曲です。
【8】テンポの良いメロディで思わずウキウキ!笠置シヅ子「東京ブギウギ」
明るく元気になれる曲を選ぶなら、笠置シヅ子さんの「東京ブギウギ」がおすすめです。戦後の歌謡曲として一世を風靡し、今なおCMやスポーツ応援などで使われることも。軽快なメロディに合わせて、身体を動かしながら歌ってみるのも楽しいかもしれませんね。
【9】合の手で盛り上がる!氷川きよし「きよしのズンドコ節」
氷川きよしさんの「きよしのズンドコ節」は、特に女性の高齢者さんが盛り上がる一曲。「ズンズンズン ズンドコ」のリズミカルな歌に合わせて「きよし!」と合いの手を入れるのが、この曲のお決まりです。歌う人はもちろん、聞いている人も合いの手を入れて楽しめますよ。
【10】男女でデュエットするならこの曲!日野美歌&葵司朗「男と女のラブゲーム」
「飲み過ぎたのはあなたのせいよ」と情感たっぷりに歌うのは、日野美歌さんと葵司朗さんがデュエットした「男と女のラブゲーム」。会話のように男女が交互に歌うため、デュエットもしやすいでしょう。「浮気なんかしちゃいやなの」「可愛いお前のつよがり」と恋する二人の気持ちを歌ううちに、利用者さんの若かりし頃の姿が見えてくるかもしれませんね。
昭和のヒット曲で70代の利用者さんと盛り上がろう!
今回は昭和のヒット曲のなかで70代の利用者さんに人気の10曲をご紹介しました。今でも有名な歌謡曲ばかりなので、聞いたことのある曲もあったのではないでしょうか?性別によって好きなヒット曲の傾向も異なるので、利用者さん一人ひとりに好きな曲を聞いてみるのもいいですね。会話のきっかけやレクリエーションの参考にしてください。