介護職の入職初日の挨拶文ってどんな感じ?文例から注意点までご紹介
忘れ物はないか、自己紹介もしなきゃ…そんな不安を抱えながら迎える介護職初日。新しい職場に初めて行く日は新人スタッフではなくても緊張する方が多いのではないでしょうか。今回は介護職初日を万全に乗り切れるよう、挨拶の文例や注意点をご紹介します。忘れ物もないよう、準備物品も併せて解説しました。人前で話すのが苦手な方、挨拶文の作成にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
入職初日までに準備しておくべきこと
介護職初日は、利用者さんと介護スタッフへの挨拶から始まり、施設内の見学、仕事内容の説明、そして研修を受けて終了となるパターンが多いです。本格的に利用者さんと関わりを持つのは早くても2日目以降になると認識しておいてよいでしょう。では、安心して入職初日を迎えられるよう、事前に準備しておくべきものをご紹介します。
- 筆記用具(ボールペンやメモ帳)
- 入職日に持ってくるよう指定された書類(資格証明書、年金手帳、雇用保険受給資格者証、源泉徴収票、健康診断書など)
- 印鑑
- 自己紹介文
- 施設内で着用する服やエプロン、靴
入職日は、必要書類の提出が求められるので指定されたものを準備しておきましょう。施設内で着用する制服、エプロン、靴は各自で準備が必要なケースもあります。事前に確認しておくことが大切です。ここからは、介護職初日の一大イベントである挨拶文作成について解説していきましょう。
介護職初日に好印象をもってもらえる挨拶文とは?
介護職初日に適した挨拶文は、以下のポイントを押さえると作成しやすくなります。
- 趣味や特技
- 居住地や出身地
- 前職でしていたこと
- 名前にまつわるエピソードなど
挨拶は長くても1分程度にするのが基本です。趣味や特技など、自分に興味を持ってもらえる内容を盛り込むと、話しかけてもらいやすいでしょう。名前を覚えてもらうために、名前にまつわるエピソード(俳優の〇〇さんと同じ名前、名前の由来など)を盛り込むと印象付けやすくなるのでおすすめです。
タイプ別に文例をご紹介
実際にどのような挨拶文が好ましいのでしょうか。介護職として初日にする挨拶文の例を、経験者、未経験者、多職種から転職してきた3パターンでご紹介していきましょう。
未経験の場合
はじめまして。本日から働かせていただきます〇〇と申します。この4月に〇〇学校を卒業し、ご縁がありこちらの施設に入職させていただきました。出身は●●県で、趣味は□□です。同郷、同じ趣味の方がいらっしゃればぜひお話しましょう。不慣れな点も多く、ご迷惑をおかけする場面もあるかと思いますが、いち早く利用者さんや皆さまのお力になれるよう頑張りますので、ご指導を宜しくお願いいたします。
他業種から転職してきた場合
おはようございます。本日からお世話になります〇〇です。前職では〇〇業界で〇〇をしていました。介護の仕事は初めてですが、前職で培ってきた〇〇を活かして頑張っていきたいと思っております。1日でも早く皆さまに貢献できるよう、仕事を覚えていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
前職も介護職をしていた場合
おはようございます。本日付けで入職しました〇〇と申します。前職ではデイサービスで〇〇として働いていました。有料老人ホームは初めてで、至らないところもあるかと思いますが、戦力になれるよう頑張りたいと思っております。出身は●●県、名前は俳優の〇〇さんと同じなので、覚えていただけると嬉しいです。こちらの施設でも貢献できるよう邁進しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
介護職入職初日にする挨拶文を読むときのポイント
好印象を与える挨拶をするためには、身だしなみのチェックが大切です。とくに前髪は目にかかると暗い印象になるため、短く切る、ピンでとめるなどの工夫をしましょう。当日は緊張して顔がこわばりがちですが、表情は明るく笑顔が重要です。声も意識的に大きく、はっきりと発声するよう心がけてみてください。
印象の良い挨拶をして利用者さん・先輩スタッフに好印象を持ってもらおう!
介護職として入職する初日に好印象を与える挨拶方法や文例、前日までに準備しておくべきものについて解説しました。働くうえで、第一印象をよく感じてもらうことはとても重要です。今後の信頼関係をスムーズに構築していくためにも、ご紹介した文例などを参考に、準備万端で入職初日を迎えてください。