敬老会メッセージカードを手作りしよう!喜ばれる文例集をご紹介
介護施設の秋イベントとして人気のある“敬老会”。介護職員から利用者さんへ、手作りの敬老会メッセージカードを渡してイベントを盛り上げるのはいかがでしょうか。メッセージカードを受け取った利用者さんが、明るい気分になったり、思わず笑顔になったり…そのためにはメッセージ内容に注目する必要があります。本記事では、敬老会メッセージカードを作るときに役立つ情報をご紹介。文例と合わせて、メッセージを考えるときの注意点、手作りの工夫点もチェックします。
【敬老会メッセージカード】感謝が伝わる文例集
まずは敬老会メッセージカードの文例をご紹介します。日頃の感謝が伝わるメッセージを考えてみましょう。
「敬老の日おめでとうございます。○○さんが健やかにこの日を迎えられ、大変うれしく思います。これからも健康第一に、いつまでも元気でお過ごしください」
「敬老の日おめでとうございます。○○さんの長寿とご健康を願って、メッセージカードをご用意いたしました。これからも元気で、楽しいお話を聞かせてください」
「敬老の日おめでとうございます。いつも明るい笑顔で私たちを和ませてくれる○○さん。これからも元気で、笑顔いっぱいの○○さんでいてくださいね」
これらの文例をベースに、利用者さん一人ひとりに合わせたメッセージを作ります。たとえば日頃から親しく接している利用者さんへは、“!”の記号を使ったり、やわらかい表現に変えたりします。きちんとした文章を好む利用者さんもいるので、日頃のやりとりを思い出しながら考えるといいでしょう。
また、メッセージを考えるときに意識したい注意点もチェックしてください。
- お年寄り扱いされることを嫌う利用者さんもいること
- 利用者さんの健康状態に配慮すること
- 丁寧な言葉遣いが基本
これらの3つをふまえておけば、大きなトラブルは避けられるでしょう。
【敬老会メッセージカード】手作りするときに試したい工夫3つ
敬老会メッセージカードを手作りするとき、ちょっとした工夫を凝らすと完成度が高まります。メッセージ内容にこだわるのはもちろん、書き方やカード自体にアレンジを加えて “素敵な敬老会メッセージカード”を完成させましょう。ここでは3つの工夫例をピックアップしました。
書き方にひと工夫!端的に、読みやすくまとめる
敬老会メッセージカードを書くときは、“端的に、読みやすくまとめること”を意識しましょう。カードを贈る相手は高齢の利用者さんです。一人ひとり違いはあるものの、「小さな文字が見えにくい」「長い文章だと読むのに疲れる」と感じる利用者さんもいるでしょう。その点をふまえて書き方にひと工夫することが大切です。
1文は短く、シンプルにまとめます。メッセージを読み返して長いと感じたら、削れる箇所や別の表現はないか確認してみましょう。1文字を大きく、濃く書くのも工夫のひとつ。筆ペンや太めのマジックを使うのもおすすめです。
カードの形に工夫!ポップアップカードにする
カードの形を工夫するなら、開いたときの楽しさが増すポップアップカードがおすすめです。デザインはいろいろありますが、複数のカードを作ることを考えて、なるべく時間と手間がかからないデザインを選ぶといいでしょう。
カード台紙を半分に折り、折り目に2ヶ所の切り込みを入れます。切り込み部分を折り上げたら、カード台紙が90度になるように開いて切り込み部分を立ち上げましょう。立ち上がった部分に好みのモチーフを貼り付けたら完成。モチーフを作るときは、画用紙を数枚重ねてからまとめて切ると時短できます。
カードの装飾に工夫!押し花を使う
カードの装飾で華やかさを高めたいときには、押し花を使ってみましょう。100円ショップでも手に入るので、押し花を一から手作りしなくてもOK。
カードにメッセージを書き込んだあと、余白部分に押し花を飾ります。両面テープやボンドで貼り付けてもいいのですが、厚みが気になるとき、押し花のくずれが心配なときは幅の広い透明テープを使うといいでしょう。
喜ばれる敬老会メッセージカードに仕上げて
敬老会メッセージカードを利用者さんに渡すなら、「喜んでもらうには?」とイメージしながら作成することが大切です。メッセージ内容をはじめ、カード自体に工夫するのも“心配り”のひとつ。敬老会イベントを一層盛り上げるための、メッセージカード作りの参考にしてください。