リハプランとはどういうもの?使い方や口コミをチェックしよう

「リハプラン」というソフトをご存知ですか?日本マーケティングリサーチ機構の「リハビリ専門職が推薦する機能訓練ソフト」「使いやすい機能訓練ソフト」など各種ランキングで上位にある現在注目のソフトです。リハプランの導入により、業務の効率化などが期待できます。今回は、リハプランがどういったソフトか、使い方は簡単なのか、実際使用した方の口コミなどを紹介します。

リハプランとはどういうソフト?

「リハプラン」とは、デイサービス向けの介護リハビリ支援ソフトです。リハプランを使えば、デイサービスの加算算定業務を簡単に行えます。それだけでなく、利用者さんの現在の課題を明確にし、課題を解決するために必要な目標と個別機能訓練計画書などの運動プログラムを自動提案することが可能です。

要介護者が利用するデイサービス事業所は日本に数多くあるものの、ほとんどの事業所でリハビリ専門職が勤務していないという実態があります。看護師をはじめ、他のスタッフが自分の仕事と兼務しながらリハビリを提供し、利用者さんの日々の記録・評価などの事務作業をすることもあるようです。

スタッフの負担増加が、利用者さんへのサービス低下につながる可能性もあるでしょう。こうした現状を背景に、リハプランはスタッフの作業効率アップと利用者さんへのサービス向上のために作られました。

リハプランを使うメリットとは?

リハプランを使うとどんなメリットがあるのでしょうか?主なメリットは以下の4点です。

利用者さん一人ひとりに最適な目標と運動プログラムを自動提案

必要な内容を入力すれば、「参加」「活動」「機能」の項目別にバランス良く目標を設定し、2,200種類の運動メニューの中から最適なプログラムを自動で提案してくれます。

リハプランの導入によって、一人ひとりに最適なプランを提案でき、要介護者の生活自立度スコアが向上したというデータもあります。

機能訓練に必要な情報を一元管理

利用者さんの記録は、さまざまな書類に1枚ずつ記入していかなければなりません。リハプランを使えばそれらを一元管理できるため、転記作業や転記による入力ミスなどを減らせます。

次にどんな業務が必要なのか視覚的に分かる

操作方法も簡単で、入力項目の94%がクリックで入力でき、未入力項目があればアラートを表示する仕組みになっています。パソコンやタブレットの操作が苦手な方でも簡単に操作が可能。必要な項目の入力忘れなども防いでくれるため安心して作成できるでしょう。

リハビリ専門職に相談できる

リハプランを利用すれば、デイサービスの勤務経験がある理学療法士や作業療法士へ相談することも可能です。電話やテレビ会議・チャットなどを使って、運動するときの注意点や疑問などを何度でも無料で質問できるため、適切な訓練を行えるでしょう。

LIFEへのデータ提出をサポートする機能を提供開始

リハプランでは、LIFEへのデータ提出をサポートする機能も搭載しています。LIFEとは、厚生労働省が推進する「科学的介護」を実践するために情報を集約させるシステムのことです。

LIFEを使ってPDCA(計画・実行・評価・改善)のサイクルを確立することで、LIFEに多くのデータを集約させます。このデータをベースに、科学的根拠にもとづいた質の高いサービスを事業所にフィードバックすることで、どの事業所でも質の高いサービスを利用者さんに提供できるようにするのが狙いです。

介護報酬にはLIFEの活用を要件とする加算があるため、利用すれば収益アップにつながりますが、スタッフへの負担は増加することも。そこでリハプランでは、LIFEに関係する以下の加算入力に対応しています。

  • 個別機能訓練加算(Ⅰ)イ・ロ
  • 個別機能訓練加算(Ⅱ)
  • 口腔機能向上加算(Ⅰ)
  • 口腔機能向上加算(Ⅱ)
  • 科学的介護推進体制加算
  • ADL維持等加算(Ⅰ)(Ⅱ)
  • 入浴介助加算(Ⅰ)(Ⅱ)
  • 運動器機能向上加算

この他にも介護記録や業務日誌、LIFEへの情報提出、各種マニュアルなどの機能も用意されています。リハプランを利用することで業務効率の向上が期待できるでしょう。

料金プランやログイン方法は?

料金プランやログイン方法について紹介します。

料金プランは?

料金プランは、月額プラン・半年プラン・年間プランの3種類です。初期導入にかかる費用やサポート費用・解約費用などはかかりません。詳しい料金プランは以下の通りです。

月額プラン半年プラン年間プラン
料金1万4,800円(月/税抜)~8万8,000円(半年/税抜)~15万8,000円(年/税抜)~
入力代行1,000円/人無料で実施無料で実施

年間プランにすると、1ヶ月あたりの料金が、月額プランや半年プランよりも安くなるためお得に利用できます。入力代行とは、初期設定に必要な利用者さんの基本情報を、リハプランのスタッフさんが代わりに入力してくれるサービスのことです。

リハプランを使うにはどうすれば良いの?

リハプランを使うには、まず契約しなければなりません。契約後、パソコンを用意すればすぐにリハプランを利用できるようになります。契約までの流れは以下の通りです。

  1. 問い合わせ
  2. ヒアリング
  3. サービス実演
  4. 契約

電話またはお問い合わせフォームより、リハプランへ連絡しましょう。後日、現状を把握し、希望を聞くためのヒアリングが行われます。実際にパソコン画面を通じて、どんな操作を行うのかを実演。その後契約となります。

リハプランのホームページからメールアドレスとパスワードを入力することで、ログインが可能です。

運動マニュアルの作成方法

リハプランでは、機能訓練に関するマニュアルも搭載されており、以下のような運動マニュアルが作成できます。

  • 個別プログラムの運動マニュアル
  • 集団プログラムの運動マニュアル
  • 集団プログラムのグルーピング機能(※介護報酬改定対応のため、一時提供中止)
  • 自主トレーニング用の運動マニュアル

個別プログラムの運動マニュアルや集団プログラムの運動マニュアルに関しては、画像付きのマニュアルがあるため、初めてでも使いやすいでしょう。

リハプランを実際に使った口コミでは…

リハプランを実際に導入した方の口コミを、リハプランのホームページを参考にまとめました。

  • 計画書の自動提案や電話サポートで助けられている
  • 未経験の看護師でも安心して使える
  • リハビリの質の向上
  • 質の高いリハビリを提供できることが強みになる
  • 機能訓練計画書の作成が5分でできる

リハプランを導入することで、スタッフの業務負担が軽減したと実感している方が多いようです。電話サポートや計画書の自動提案により、利用者さんへのサービスの質も向上します。

サービスやリハビリの質が向上すれば事業所の評判も良くなり、「リハビリもできる施設」という強みもできるでしょう。

業務効率改善とサービス向上にはリハプランがおすすめ

リハプランを利用すれば、業務効率が向上し、利用者さん一人ひとりに最適のプランを提案できるようになることが分かりました。こういったソフトの導入では初期費用がかさみがちですが、リハプランであれば初期費用は無料です。興味を持った方は、ぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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