介護施設のレクリエーションにおすすめ!YouTube チャンネル10選

老人ホームやデイサービスといった介護施設では、日々さまざまなレクリエーションを行っています。楽しい時間を過ごすことや認知症予防、筋力の維持など、高齢者の方にとってレクリエーションは大きなメリットを生むものです。この記事では、介護施設でレクリエーションを行う際に役立つYouTubeチャンネルを厳選して10個ご紹介します。介護施設で利用者さんに喜んでもらえるイベントを企画したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

おすすめ1 筋力向上やコリ改善エクササイズが豊富「L.S.I. official channel」

「L.S.I. official channel」では、現役の介護スタッフが介護のコツやポイントについて動画で紹介しています。レクリエーションにおすすめなのは、脳トレ歌体操や腹筋エクササイズ、痛みや歪み改善の腰回り筋トレなどです。肩や腕まわりのコリ解消など、身体の機能向上のエクササイズやストレッチに関するものも紹介されています。ほかにも、立ち上がりや移乗介助、更衣介助といった介護技術の方法についても動画で分かりやすくまとめられているYouTube チャンネルです。

おすすめ2 健康体操で身体も心も元気に「ごぼう先生やなせひろし」

キャッチコピーは「大人ための体操のおにいさん」、ごぼう先生こと簗瀬寛(やなせひろし)さんのYouTubeチャンネルです。介護の「ご」予防の「ぼう」でごぼう先生なのだそう。介護予防を笑顔で伝えることをモットーに健康体操の普及活動をされています。YouTubeでは、椅子に座ったまま体を動かすことができる体操や、講演会の様子の一部を紹介。指運動の脳トレーニング、3世代で楽しみながら行える「童謡メドレー健康体操」、ごぼう先生の健康体操DVDの研修動画など健康体操を楽しめる動画が満載です。

おすすめ3 盛り上がるレクリエーションをしたいなら「てつまるチャンネル【介護予防】」

シニア専門運動指導者で柔道整復師の資格を持つ、てつまるさんが発信する「てつまるチャンネル【介護予防】」は、盛り上がるレクリエーションを多く発信するYouTube チャンネルです。てつまるさんは、地域密着の介護予防のための体操教室や出張マッサージ、リハビリなどで300名以上の高齢者の方へ運動指導を実施した実績を持っています。高齢者の方が100歳まで自立した生活が送れるようにという想いを持って、体操動画を発信しているのだとか。手拍子を使った脳トレーニング、新聞紙や洗濯バサミを使ったレクリエーション、机上レクリエーションなど、全240本越えの動画が配信中です。

おすすめ4 介護職必見!役立つ情報満載「ケアきょう【介護職のためのチャンネル】」

「ケアきょう【介護職のためのチャンネル】」では、株式会社カイゴメディアが介護職の方に役立つ情報を発信しています。高齢者レクリエーション10選といったまとめ動画があるほか、レクリエーションの目的や心がけるポイントを解説する動画も配信。ホワイトボードゲーム、紙コップや新聞紙を使ったゲーム、ボーリングカゴ入れなど、介護者も利用者さんも一緒になって楽しめる、多種多様なレクリエーションを紹介するYouTubeチャンネルです。


おすすめ5 コロナ禍も楽しめるレクリエーションの提案も「アイデアわくわくリハビリ」

作業療法士の山口健一さんが、レクリエーションやリハビリ、介護の考え方について発信するYouTubeチャンネル「アイデアわくわくリハビリ」。高齢者の方と介護・医療従事者の両方に、日々の生活において楽しさや生きがいを感じてもらうことをモットーに、動画を配信されています。脳トレーニングや歌体操、頭痛・肩こり解消に向けた体操などのほか、お正月やひな祭りといった季節に合わせたレクリエーション動画もあります。即日から介護現場で役立つ情報満載です。


おすすめ6 流すだけでOK!介護施設で使いやすい「青空体育の介護予防クラブ」

作業療法士15年目のリハビリ専門員・青空体育さんが、介護予防のための体操や運動のコツを紹介する「青空体育の介護予防クラブ」。脳トレーニング体操や歌体操、レクリエーションなど、画面を見ながら行える動画を多く配信しているYouTubeチャンネルです。「流すだけでOK」シリーズでは、手本を見せながらゆっくりと動画を進めてくれるため、動画を再生するだけで座ったままでもゆるやかな運動をすることが可能。集団でも個人でも取り組みやすいのが特徴のレクリエーション動画が目白押しです。

おすすめ7 介護現場を笑いでいっぱいに!すぐに使えるレクリエーション「介護エンターテイメント脳トレ介護予防研究所」

「介護エンターテイメント脳トレ介護予防研究所」は、オリジナル体操を365日更新しているチャンネルです。日々の記念日に関する体操を2分程度の短い動画や、月ごと・季節ごとにおすすめのレクリエーションを何種類か選んで紹介する動画などもあります。新聞やティッシュなどの身近な材料を使い、日常生活に必要な動きを取り入れた体操を考案しているのが特徴。毎日異なる体操を紹介してくれるため、毎日見ても飽きずに取り組めるのが魅力のYouTubeチャンネルです。


おすすめ8 介護職の経験を活かして介護のノウハウを発信「介護予防3373チャンネル」

高齢者の方への介護予防のための体操や知識、レクリエーションを紹介する「介護予防3373チャンネル」。3373さんは介護予防指導士として活動中で、特別養護老人ホームやデイサービスなどの介護施設で高齢者の方と関わった経験を活かして、介護のノウハウを発信しています。レクリエーションの題材だけでなく、展開の仕方などについても紹介。机上で行うペットボトルキャップを使ったレクリエーションは、手先を使うため脳トレーニングにも効果が期待でき、コロナ禍でも行いやすいと人気の動画となっています。

おすすめ9 脳トレクイズが豊富「ふくくる君【高齢者向け介護体操や口腔体操、介護レクに使える動画を専門家がお届け】」

「ふくくる君【高齢者向け介護体操や口腔体操、介護レクに使える動画を専門家がお届け】」では、介護体操やレクリエーション、介護技術の習得に役立つ動画を配信しています。椅子に座ったままでできる腕・手足・口を動かす運動や、太極拳をベースにした体操など多種多様な動きを動画で紹介。ほかにも、介護予防や認知症予防に有用な「動画クイズ」を豊富に配信YouTube動画をテレビやプロジェクターに映し出すだけでそのままレクリエーションに使えます。介護スタッフにとって事前準備の負担軽減にもつながる便利な手段のひとつになるでしょう。

おすすめ10 流すだけでレクリエーション時間!10分動画「介護レクリエーションch レクシード」

1日10分の介護負担軽減をテーマに動画配信している「介護レクリエーションch レクシード」。1本が10分程度の動画で、流すだけでレクリエーションを進められる構成です。介護施設で空いた時間に活用したり、下準備をしなくてもレクリエーションに使えたりと、介護スタッフにとって利便性のよい構成が魅力。レクリエーションの進行が苦手でも進めやすい動画が豊富に揃うYouTubeチャンネルです。認知症予防のための脳トレーニング動画や、身体を動かして行う介護予防の体操動画があります。


利用者さんも介護スタッフも一緒に楽しめるレクリエーションを企画しよう!

介護施設におけるレクリエーションは、高齢者の方が生活を送る上でも重要な役割を果たすイベント。楽しい時間を過ごすことだけでなく、運動機能や認知能力の向上などさまざまな目的を持って行われています。
介護施設で過ごす利用者さんには、少しでも自立した生活を送っていただきたいもの。今回紹介したYouTubeチャンネルを参考にして、企画者も利用者さんも一緒になって楽しめるレクリエーションを企画してみてくださいね。

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