【高齢者向け】ハロウィンのかぼちゃレシピ5選~おかず編~

ハロウィンのかぼちゃレシピ、おかず編をご紹介!介護施設で利用者さんに提供するなら、“高齢者が食べやすい調理の工夫”を取り入れることが大切です。嚥下機能の低下をふまえて、細かく刻む、とろみをつけるなどの工夫をしてみましょう。本記事ではレシピを5つピックアップし、材料や作り方、調理の工夫を解説します。「ハロウィンの季節に合わせたメニューで利用者さんを楽しませたい」そんなときの参考にしてください。

【ハロウィンのかぼちゃレシピ~おかず編その1~】かぼちゃのそぼろ煮

<材料>

かぼちゃ、ひき肉、顆粒だし、生姜、砂糖、醤油、酒、みりん、片栗粉

<作り方>

  1. かぼちゃの皮の硬い部分を取り、食べやすい大きさに切る。
  2. 鍋に水を入れ、顆粒だし、かぼちゃを加えて煮立たせる。
  3. ひき肉、生姜を加えて火を通す。
  4. その他の調味料を加えて煮込む。仕上げに水で溶いた片栗粉を加えてとろみをつける。

かぼちゃをカットしたあと、電子レンジで加熱してから調理に入ると時短になります。噛む力が弱い利用者さんには、煮込み時間を長くしてやわらかさを調節するといいでしょう。

【ハロウィンのかぼちゃレシピ~おかず編その2~】かぼちゃのクリームチーズサラダ

<材料>

かぼちゃ、クリームチーズ、マヨネーズ、塩コショウ

<作り方>

  1. 耐熱容器にかぼちゃと水を入れ、ラップをふんわりかけて加熱する。
  2. その他の材料を全て加え、ヘラで潰しながら混ぜ合わせる。

必要な材料と調理工程の少なさが魅力のハロウィンかぼちゃレシピ(おかず)です。ペースト状なので噛む力が弱い利用者さんでも安心して食べられます。味に変化を付けたいときにはシナモンシュガーを加えるのもおすすめ!

【ハロウィンのかぼちゃレシピ~おかず編その3~】かぼちゃのポタージュ

<材料>

かぼちゃ、たまねぎ、バター、コンソメ、牛乳、塩コショウ

<作り方>

  1. バターを溶かした鍋でたまねぎを炒める。じゅうぶん火が通ったらかぼちゃを加えてさらに炒める。
  2. かぼちゃとたまねぎがひたひたになるくらいの量の水、コンソメを加えてやわらかくなるまで煮る。アクが出たら取る。
  3. ミキサーに移し、なめらかなペースト状にする。
  4. 再び鍋に戻して牛乳を加え、加熱しながら塩コショウで味を整える。

たまねぎをしっかり炒めて甘みを出すこと、やわらかくなるまで煮てからミキサーに移すことが作り方のコツ。口当たりが良く、冷やしても食べやすいハロウィンのかぼちゃレシピ(おかず)です。ほうれん草やさつまいもなど他の野菜を加えてアレンジすると栄養価がアップ!

【ハロウィンのかぼちゃレシピ~おかず編その4~】揚げないかぼちゃコロッケ

<材料>

かぼちゃ、クリームチーズ、ツナ缶、塩コショウ、パン粉

<作り方>

  1. 耐熱容器にかぼちゃを入れてやわらかくなるまで加熱。
  2. かぼちゃは熱いうちにつぶし、ツナ缶、クリームチーズを加えて混ぜ、塩コショウで味を整える。
  3. フライパンでパン粉を乾煎りし、きつね色にする。
  4. 2を食べやすい大きさに成型し、パン粉をまぶす。

高齢になると「揚げ物の衣が硬くて食べにくい」と感じることもあるでしょう。こちらの作り方なら、しっとりと食べやすいかぼちゃコロッケに仕上がります。揚げずに作ることでカロリーカットにもなる、高齢者におすすめのハロウィンかぼちゃレシピ(おかず)です。

【ハロウィンのかぼちゃレシピ~おかず編その5~】かぼちゃソースグラタン

<材料>

かぼちゃ、マカロニ、ベーコン、たまねぎ、チーズ、牛乳、塩コショウ

<作り方>

  1. 耐熱容器にかぼちゃを入れてやわらかくなるまで加熱。
  2. 加熱したかぼちゃと牛乳をミキサーに入れ、なめらかなペースト状にする。
  3. マカロニを茹で、ベーコンとたまねぎを炒める。
  4. 2にマカロニ、ベーコン、たまねぎを加えてグラタン皿に移し、チーズをのせてオーブンで焼く。

こちらのハロウィンかぼちゃレシピ(おかず)には、ホワイトソースの代わりにペースト状のかぼちゃソースを使います。高齢の利用者さんでものど越しが良く、食べやすいところが魅力。メイン料理にぴったりの見栄えでイベントが盛り上がるでしょう。

イベントメニューで利用者さんの食事を楽しく!

ハロウィンのかぼちゃレシピを考えるなら、おかずから挑戦してみるのはいかがでしょうか。普段と異なるイベントメニューを取り入れることは、利用者さんの“食事の楽しさ”を高め、食欲増進につながります。デザートにもハロウィンの要素を取り入れたいときにはこちらの記事も参考にしてください。

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