【訪問看護あるある】訪問先でありがちなエピソード6選

訪問看護は、在宅介護を受けている高齢者や家族の方々にとても頼りにされている医療サービスです。訪問看護の仕事には病棟や介護施設では経験できないようなタスクもあり、やりがいバツグン。思わず「これって訪問看護あるあるかも?」とクスっと笑ってしまう出来事が起こることもあるようです。そこで今回は、微笑ましいエピソードからシリアスな話まで、訪問看護あるあるをまとめました。

訪問看護とは

訪問看護とは、高齢者など生活の支援を必要としている方や、療養ケアが必要な方の自宅へ伺い、医師の指示に基づいて診療ケアや療養ケアを行うことです。体温や血圧、脈拍のチェックに加えて、床ずれのケアや予防策の指導、在宅酸素や人工呼吸器などの管理、点滴や傷の治療といった医療処置を行うこともあります。

訪問看護あるあるエピソード6選

訪問看護では基本的に看護師1人でケアが必要な方の自宅へ行くため、オールマイティーに対応する力が必要とされる大変な仕事です。しかし、現場ならではの共感できるストーリーも多くある様子。今回は「訪問看護あるある」として内容をご紹介していきましょう!

トイレは極限まで我慢する

訪問看護をしている方が思わず頷いてしまうあるあるのひとつが「トイレの我慢について」です。訪問看護では1日に複数件のお宅に立て続けに訪問するため、ゆっくりトイレ休憩をとる時間がなかなかありません。「お宅訪問中に便意に襲われてギリギリまで我慢した」といったケースも少なくないようです。

やたらと体力がつく

訪問看護あるあるとして、「やたらと体力がつく」というエピソードも。訪問看護では、医療処置や床ずれのケアにプラスして療養ケアが必要な方の介助も行います。1人でこなすにはなかなかの仕事量です。そのため、なぜか体力が激増した、いつの間にか腕が筋肉もりもりになっていたといった方も少なくありません!

訪問先のペットに苦戦する

訪問先のペットに苦戦した!という訪問看護あるあるも…。毎回、ケアが必要な方の自宅に訪問するたびに、飼い犬に吠えられる、飼い猫に威嚇されるといった訪問看護師もいるようです。動物が苦手な方にとっては無視できないことかもしれません。

どうしても困る場合は、訪問看護ステーションに相談し、訪問先を変える ことも検討してみましょう。

訪問先のご利用者さんの対応に苦戦する

訪問先の医療サービスご利用者さんの対応に苦戦してしまうケースも割と多いようです。長話が好きで次から次へと話が展開して本来の仕事がやりにくいセクハラ発言を繰り返してくるなどさまざまなエピソードが…。訪問看護はコミュニケーションが大切な仕事ですが、度が過ぎると困ってしまいます。

こういったケースでは、あらかじめ会話に充てる時間を決めておく、セクハラ発言に対しては相手にしないなど工夫してみましょう。どうしても解決しない場合は上司に相談することも大切です。

業務外の仕事を頼まれる

業務外の仕事を頼まれるのも、訪問看護あるあるです。「足りないものの買い物をお願いしたい」といった、訪問看護と訪問介護の違いを理解していないがために依頼される仕事も…。

訪問看護の仕事は、医療処置や診療ケア、療養ケアをすることです。業務外の仕事は丁重にお断りしましょう。

大抵のことに動じなくなったら1人前

「機転を利かせられるようになった」「ちょっとしたことでは動じない」、そんなふうになれたら1人前、というのも訪問看護あるあるです。

訪問看護は決められた時間のなかでタスクを完遂する必要があり、とてもハード。判断に迷う事態が生じた場合でも、医師と連携をとりながら自身が決断しないといけないケースもあります。

しかし、経験を重ねて慣れてしまえば効率良く業務を回し、自身のペースで仕事ができるように。そうなれたら1人前でしょう。

訪問看護あるあるを共有して楽しみながら仕事をしよう!

訪問看護は、医療処置や診療ケア、療養ケアのノウハウや経験が必要とされる大変な仕事です。辛いと感じることもあるでしょう。そんなときは、この職種ならではの「訪問看護あるある」を思い出して、クスリと笑ってください。多くの訪問看護師さんも同じような経験をしています。同じ職場の訪問看護師さんとエピソードを共有して息抜きをしてもいいですね。

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