スポーツレクにおすすめ!高齢者スポーツ6選|定番から最新まで

心身の機能維持・向上を目的に行われる高齢者スポーツ。ストレス発散にもなるため、今後も積極的にスポーツレクを計画したいと考える介護スタッフも多いことでしょう。そこで今回は、利用者さんが安心・安全に楽しめる高齢者スポーツを6個ご紹介します。定番のものから、近年注目を集める新しいもの、ゲーム感覚で手軽にできるものまでさまざまです。マンネリ気味のスポーツレクに新しい競技を取り入れたいとお考えの方は、ぜひ一読ください。

【スポーツレク向け】高齢者スポーツ6選

では、スポーツレクにおすすめの高齢者スポーツを6個ご紹介していきましょう。

歩ける方におすすめ「ポールウォーキング」

杖のようなポールを両手に持ちながら歩くポールウォーキング。ポールを動かすことで、下半身だけでなく、上半身の運動もできることが特徴です。ポールを持つことで背筋が伸び、歩行姿勢が改善されるため、バランスが保ちやすくなり転倒予防にもつながります。歩くことに不安がある利用者さんも、ポールが杖代りになるため、安全かつ運動効果を感じながら楽しんでもらえるでしょう。

イギリス生まれのスポーツ「ローンボウルズ」

重心がずれている球「ボウル」を転がし、目標物である「ジャック」にどれだけ接近させられるかを競うスポーツです。ボウルをいかに上手く転がせられるかが鍵になります。適度な運動になるうえ、体力の有無や年齢、性別などを気にせず楽しめるので、高齢者や障害を持つ方にも大人気。イギリス発祥の競技ですが、日本でもデイサービスや施設で取り入れられつつある新しい高齢者スポーツです。

屋内でできるスポーツ「シニアヨガ」

心と体を結び付け、心身ともに健康な状態を目指すことができるシニアヨガも、高齢者スポーツとして人気です。ゆっくりと全身を動かすため、高齢の利用者さんも無理なく運動できるでしょう。体の柔軟性や持久力、バランス能力の維持など、多くの効果が期待できます。椅子や補助器具を使用すれば安全にポーズを取ってもらえるので、利用者さんのADLに合わせて活用するのがおすすめ。シニアヨガは正しいポーズにこだわる必要はないので、できる範囲で進めてもらいましょう。

高齢者スポーツの定番「ウォーキング」

ウォーキングは準備物もなく手軽にできるため、人気の高い高齢者スポーツです。利用者さんごとに歩く時間や距離を調整できるほか、隙間時間を活用して簡単に始めることができます。健康維持に役立つほか、お金もかからないため継続させやすいところもポイント。外を歩くだけで気晴らしにもなるので、施設で生活する利用者さんの定番レクとしてルーティン化してみてはいかがでしょうか。

ゴルフ好きな利用者さんに「スカットボール」

ゴルフのようにスティックでボールを打ち、得点がついた穴に入れるゲームです。腕を振ったり足を踏ん張ったりと全身運動にもなるため、高齢者スポーツとして人気を集めています。穴には特殊なカーブがついており、入りそうで入らないことも多く、ハラハラドキドキする場面も。競技者だけでなく、見物している利用者さんも楽しめるので、一打ごとに盛り上がること間違いなしでしょう。

普段のレクにもおすすめ「マグダーツ」

マグダーツは、マグネットタイプの安全なダーツを使用した高齢者スポーツです。的は壁掛け式で、設置する場所は自在に調整できます。手先を使うだけでなく、腕の運動にもなるため、リハビリや筋肉トレーニングとして活用可能。スポーツとしてだけでなく、いつものレクリエーションに取り入れるのもおすすめです。

新しい高齢者向けスポーツでレクリエーションを盛り上げよう!

利用者さんに飽きずにスポーツを続けてもらうためには、新しい競技を取り入れていく必要があります。今回ご紹介した高齢者スポーツの中でまだ取り入れていないものがあれば、ぜひ挑戦してみてください。座ったままできる競技もあるので、安心・安全に配慮しながらスポーツレクを楽しんでもらいましょう。

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