あと会グループ「でじま・くにくさ」住環境のこだわりは?非常勤の“お仕事サポーター”にも注目
広島市を中心に多数の介護施設を運営する「あと会グループ」。“ご利用者第一の施設づくり”に注力しており、施設ごとにコンセプトやデザインが異なることが特徴です。今回は、数ある施設の中から、広島市南区にある「でじま・くにくさ」の住環境に注目!「でじま・くにくさ」は、個性あふれる近代的なデザインが魅力の都市型施設です。
また、住環境の整備には欠かせない「あと会グループ」独自の非常勤職種、「お仕事サポーター」についても詳しくご紹介します。
目次
【あと会グループ】やすらぎのある住環境を提供
広島市安芸区阿戸町に本部を置く「あと会グループ」は、広島市内に37の介護施設・事業所を展開するグループです(2023年11月時点)。まずは、「あと会グループ」のこれまでの歩みをご紹介します。
40年以上にわたり広島の福祉を支える「あと会グループ」
「あと会グループ」の歴史は、1977年10月に広島市安佐北区にて開設された「横山外科・胃腸科」から始まります。同院は、「あと会グループ」現理事長であり医学博士でもある横山吉宏氏によって立ち上げられました。1988年11月に法人化され、「医療法人社団あと会」を設立。
その後、徐々に長期的な入院を要する高齢の患者さんが増えてきたことから、1993年8月、横山氏の出身地である広島市安芸区阿戸町にて特別養護老人ホーム「くにくさ宛」を開設。「あと会グループ」の介護事業は、この「くにくさ宛」からスタートしました。
1996年4月、日本理学療法協会会長・広島大学教授 奈良勲先生よりリハビリテーションの指導を受け、1996年7月に老人保健施設「りは・くにくさ」を開設。同時に、地域診療所「あと・クリニック」の事業もスタートします。
その後の主な沿革は…
1999年4月 広島市のモデル事業としてグループホーム「くにくさの家」事業開始
1999年9月 「くにくさ居宅介護支援事業所」事業開始
2002年11月 グループホーム「ダーラナやの・くにくさ」開設
2004年10月 介護老人保健施設「ふかわ・くにくさ」事業開始
2012年4月 特別養護老人ホームを併設する「介護つき有料老人ホームでじま・くにくさ」事業開始
2019年9月 訪問リハビリテーション「介護老人保健施設りは・くにくさ」事業開始
このように、凄まじいスピードでサービス・事業が拡大され、“くにくさ”を冠した施設が次々と誕生しました。今もなお、「あと会グループ」は広島の介護・福祉業界をリードし続けています。
“ご利用者第一の施設づくり”が「あと会グループ」のこだわりのひとつ
「あと会グループ」では、「人生の最期を迎えるその時までその方らしく」という想いのもと、居心地の良い住環境の整備に力を入れています。あと会の建物のコンセプトは、“ドキドキ”や“わくわく”。生活の中に心地良い刺激を提供できる一方で、なつかしさや安心感をも与えられる――そんな“ご利用者様第一の施設づくり”に情熱を注いでいるそうです。
▽「あと会グループ」の概要はこちらから
元BMWチーフデザイナーがデザインした「でじま・くにくさ」
「あと会グループ」の施設づくりの一例として、広島市南区にある「でじま・くにくさ」をピックアップ。あと会随一の大規模総合施設である同施設のデザインの特徴や、魅力についてご紹介します。
【広島市南区】都市型施設「でじま・くにくさ」の概要
「でじま・くにくさ」は、広島市中心部から車で15分ほどの場所にある都市型施設です。同一法人で同じ建物内に介護付き有料老人ホーム(40床)と特別養護老人ホーム(90床)を併設させた、広島市内で初の複合型施設だったそう。
施設のデザインを担当したのは、BMWチーフデザイナーを務めた自動車デザイン界の巨匠クリス・バングル氏。介護・福祉施設とは思えない、まるでホテルのような近代的なデザインが特徴です。また、全個室に洗面・トイレつきのユニット型を採用。入居者さんのプライバシーや尊厳を守り、自分らしい生活を送ることをサポートしています。
施設名 | 介護つき有料老人ホーム・特別養護老人ホーム でじま・くにくさ |
所在地 | 広島市南区出島1丁目18-17 |
事業内容 | 特別養護老人ホーム ショートステイ 介護付き有料老人ホーム デイサービス 居宅介護支援事業所 訪問介護事業所 |
クラブ活動を行える地域交流スペースを完備
1階には、囲碁や書道などさまざまなクラブ活動を行える地域交流スペースがあります。また同スペースには、身体機能を維持向上するためのパワーリハビリ機器を5台完備。入居者さんがリハビリにも積極的に取り組める環境が整えられています。
「あと会グループ」の施設づくりのポイントは、「ゆとりのある空間」。スペースを広く使えることは、利用者さんにとってはもちろん、介護スタッフにとっても仕事がしやすい環境であるといえるでしょう。
理美容室や売店、専用レストランなどを完備
「でじま・くにくさ」には共有の理美容室や売店もあり、施設に居ながらもおしゃれやショッピングを楽しむことができます。
また、「介護つき有料老人ホーム でじま・くにくさ」には専用レストランまで完備。入居者さんがこころ豊かに暮らせる環境が提供されています。
都市型施設でありながらリバーサイドの景観で癒しを提供
「でじま・くにくさ」は都市部にありながら、眼前に元安川河口の美しい景色を望める好立地が魅力です。屋外には河岸遊歩道が整備されており、景観を楽しみながら散歩ができます。
また、「介護つき有料老人ホーム でじま・くにくさ」には、「くにくさ水族館」の愛称で親しまれる大型の水槽も完備。屋内での散歩も楽しめるよう、ディスプレイにもこだわっているようです。
【あと会グループ】が独自に採用!家庭に近い雰囲気づくりに欠かせない「お仕事サポーター」
「あと会グループ」には、「お仕事サポーター」という独自の職種があります。この「お仕事サポーター」が、「あと会グループ」の住環境の整備には欠かせない存在だそうです。
介護スタッフの業務負担を軽減!「お仕事サポーター」とは?
「お仕事サポーター」とは、2014年に「でじま・くにくさ」で採用された、専門職種のスタッフをサポートする非常勤職種のことです。主な仕事内容は、食器洗いや部屋の掃除、シーツ交換などの生活援助。介護スタッフではないため、身体介助は行いません。また、勤務日数や時間を自由に決められることも特徴。「お仕事サポーター」の採用により、介護職員の業務負担が軽減し、専門分野の仕事に集中できるようになったそうです。
家庭的な雰囲気で入居者さんに安心感を提供
「お仕事サポーター制度」の導入は、介護職員の負担軽減だけでなく、家庭的な雰囲気の施設づくりにも一役買っている、というのが「あと会グループ」の考え。実は、「お仕事サポーター」のほとんどは家庭を持つ主婦の方。そんな「お仕事サポーター」が醸し出す家庭的な雰囲気が、入居者さんに安心感を提供できているといいます。
【求人情報】入居者さんの住環境の整備はやりがいのある職場づくりにも通ずる
ハード・ソフト両面で、快適・安心な住環境を整備するあと会グループ。入居者さんの満足度が高い環境で働けることは、介護職員にとっても働きがいや生きがいにつながります。
また、「お仕事サポーター」として介護現場に触れ、のちに介護スタッフへステップアップするという選択肢もあります。気になる方は、ぜひ一度「あと会グループ」の採用サイトをチェックしてみてください。
居心地の良い住環境の提供に全力を注ぐ「あと会グループ」
「あと会グループ」では、“人生の最期を迎えるその時までその方らしく”を実現するために住環境の整備に力を入れています。住環境を充実させることは、入居者さんの満足度に直結するだけでなく、入居者さんの喜ぶ姿によって働くスタッフの意欲をも向上させる好循環を生み出します。「あと会グループ」の取り組みに賛同した現役介護職員の方、介護の仕事に興味を持った方は、ぜひ採用サイトへアクセスしてみてください。
【医療法人社団あと会グループ本部】
所在地 | 広島市安芸区阿戸町418-1 |
電話番号 | 082-856-0222(代表) |
公式サイト | https://www.kunikusa.or.jp/ |
公式Instagram | @atokai_saiyo(あと会 採用担当インスタグラム) @atokai_eiyo(あと会 食事関連インスタグラム) |