【あと会グループ】「りは・くにくさ」の支援相談員さんにインタビュー!学生時代の実習が入職のきっかけに
広島市内で多くの介護施設を運営する「あと会グループ」。今回は、学生時代にあと会での実習を経て入職し、現在は老人保健施設「りは・くにくさ」で支援相談員として活躍している方へ、実習で体験したことやあと会へ入職した理由などをお聞きしました。
人材教育や地域貢献の一環として、学校教育や関係機関との連携協力のもと、体験学習や実習生の受け入れを行っている「あと会グループ」の魅力に迫ります。
目次
【あと会グループ】教育機関と連携し、未来の人材を育成
「あと会グループ」は、阿戸・安佐北・南区・矢野と、大きく分けて4つのエリアに事業所を展開しています。介護老人福祉施設「くにくさ苑」をはじめとして、「りは・くにくさ」や「ふかわ・くにくさ」など、運営している事業所は計37施設(2024年1月時点)。広島の介護・福祉に関わる人材教育にも寄与しており、地域の大学や専門学校、高校から介護実習や見学実習などを受け入れています。
いくつもの教育機関から実習を受け入れているため、学校の先輩があと会で働いていることも多く、学生時代の話を交えながら進めることもあるのだとか。
今回は、あと会で学生時代に実習を経験して入職し「りは・くにくさ」で働くスタッフさんのインタビューから、あと会の魅力について深掘りしていきます。
▽あと会の概要はこちらの記事でチェック!
あと会での実習が入職のきっかけ!「りは・くにくさ」の支援相談員さんにインタビュー
今回インタビューに応じてくれたのは、「あと会グループ」の老人保健施設「りは・くにくさ」の主任支援相談員さん。大学時代に「くにくさ苑」で社会福祉士実習を行い、その経験があと会への入職に繋がったそうです。
2012年入職。約10年間、あと会が広島市より運営を委託された地域包括支援センターで支援相談員として経験を積む。2022年より「りは・くにくさ」で主任支援相談員へ。保有資格は社会福祉士およびケアマネジャー。
現在は実習担当者として、教育機関からの実習受け入れにも関わる。
社会福祉士実習で訪れた「介護老人福祉施設くにくさ苑」での経験
家族が介護、看護に関わる仕事をしていたため、自然と介護・福祉について学べる大学への進学を決めたNさん。
「大学3年生のときの社会福祉士実習で、あと会の運営する『くにくさ苑』を訪れました。全24日間の実習では、社会福祉士の相談業務だけでなく、ケアの方法を知るために介護経験も積みました。全体的に、まずは利用者さんの現状を知るという実習が多かったですね。教科書では学べない現場の雰囲気や業務プロセスを経験しました」
支援相談員の業務においては、利用者さんへの接し方だけでなく、スタッフや外部との連携も大切です。実際に「くにくさ苑」で働くスタッフの職種の多さにも驚いたのだそう。
「実習での利用者さんとのふれあいでは、言葉だけのコミュニケーションではなく、肌に触れることや表情から気持ちをくみ取り、心が通じ合えたのかな、と思えるような体験もしました。たった24日間の実習にも関わらず、実習終わりには利用者さんが涙を流して寂しがってくれたことは、強く記憶に残っていますね。私が休みの日に『Nはどこ行ったんか?』と利用者さんから聞かれたと、スタッフさんから教えてもらったことも印象的でした」
他にも、実際に介護現場で働くとなったとき、スタッフとしてどういう対応が望ましいかを実習を通して知ることができたそう。
実習で訪れたことが「あと会グループ」への入職の決め手に
社会福祉士の資格を取得できる学科で学んだNさん。社会福祉士といえば、就職先の選択肢が多い安定職ですが、なぜ「あと会グループ」への入職を決めたのでしょうか。
「あと会への入職を決めたのは、実習での経験が大きかったです。実習のときに施設の職場環境をじっくり見聞きできたことで『ここだったら頑張れるかな』と思えました」
職場全体の雰囲気が良く、尊敬できるスタッフがいたことも大きな決め手になったそうです。
「実習では、スタッフさんが仕事のやりがいだけでなく大変なところも教えてくれたので、入職後にギャップを感じることはほとんどありませんでした。また、実習担当のスタッフさんたちとの関係性や人柄も決め手になっています。実は学生時代に気にかけてくれた方が今も同僚として働いていて、ずっと背中を追いかけているんです」
「りは・くにくさ」をはじめ、職場環境や働くスタッフの雰囲気の良さも魅力です。
「あと会グループ」の一員となり12年――今思う仕事のやりがい
あと会への入職から12年、上司に恵まれ𠮟咤激励されながら頑張ってきたというNさん。今の「りは・くにくさ」での仕事は、どんなところにやりがいを感じているのでしょうか。
「施設職員だけでなく病院の相談員など、施設内外の関わりや繋がりを支援に活かせるのが強みであり、そうした関係性の構築はやりがいにもなっています。仕事のイメージやモチベーションの高め方も、働きながら教えてもらいました。
また、職種の垣根がほとんどなく、どのスタッフとも分け隔てなく意見を交わすことができる職場環境も、あと会ならではの魅力だと感じています」
「あと会グループ」は、介護施設だけでなく、訪問看護や地域包括支援センター、クリニックなども運営しており、提供するサービスが多岐にわたっていることも特徴。グループ一丸となって高品質なサービスの提供に尽力しています。
「相談業務なのでマニュアル通りにいかないことも多いですが、正解がないからこそ創意工夫をし、利用者さんの問題が解決できたときには大きなやりがいを感じます。人との関わりの中から最善の答えを導き出すというプロセスにこそ、相談業務の醍醐味があるのではないでしょうか。これまで仕事に対して“飽き”を感じたことは一度もないですね!」
これから介護・福祉業界で活躍したいと考えている方へのメッセージ
最後に、これから介護・福祉業界で活躍したいと考えている方へのメッセージをお聞きしました。
「介護・福祉業界は職種が多く、それぞれの専門性を発揮できます。支援相談員は人との関わりでしか体験できないことがたくさんあるのが魅力ですね。
あと会は介護・福祉に関してさまざまな事業を展開しているため、入職後に手厚い研修などを通して、転職しなくとも業務転換が可能です。目指せるところや可能性がたくさんあり、チャレンジしやすい環境が整っています。入職後に学びたいスキルを見つけるスタッフも多くいますよ」
▽あと会の人材育成について特集した記事はこちら!
【求人情報】入職前に「あと会グループ」を知る方法も充実!
「あと会グループ」では、大学や高校などの教育機関から実習を受け入れている他、就職説明会やイベントボランティアの募集など、入職前に現場の雰囲気を知ることができる機会が充実しています。あと会に魅力を感じた方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
随時施設見学を受付中!就職説明会も多数開催
「あと会グループ」では、数多くある施設見学会を受け付けています。実習以外で実際の介護現場を間近で見て現場のスタッフに直接話を聞ける良い機会です。
時期によっては就職相談会やオンライン説明会など、大規模な就職説明会を行っています。当日は人事担当者の他、若手職員や現場で働く介護職など、テーマに合わせてスタッフが同席しており、個別相談も可能です。
疑問や不安を解消できるチャンスを、ぜひ活用してみてください。
あと会についてもっと知りたい方はイベントボランティアに参加するのも手!
「あと会グループ」について、地域的な繋がりや施設の雰囲気をもっと感じたい方には、イベントボランティアの参加がおすすめです。
毎年地域のお祭りに合わせてイベントを開催しており、スタッフさんと共に利用者さんも法被を着て参加しています。出店や盆踊りなどのボランティアを通じて、より身近に感じられる機会を利用してみてください。
【求人】広島市内に37もの事業所を展開!施設ごとに学べるスキルも異なる
「あと会グループ」は「りは・くにくさ」など、広島市内に37の事業所を展開しており、施設ごとにサービスの内容や特色が異なります。働くスタッフの職種も、今回ご紹介した支援相談員以外に、ケアマネジャーや理学療法士など多種多様です。
入職後は多方面へキャリアアップできるため、自分が進むべき目標を探りながら働くこともできます。
実際の雰囲気を肌で感じたいなら見学やボランティアを活用してみて
教育機関や地域と連携して、広島の介護・福祉業界を担う人材育成に寄与している「あと会グループ」。介護施設や居宅介護支援事業所といった多数の事業所を展開しているからこそできる支援や働き方、習得スキルがあります。少しでも気になった方は、施設見学や就職説明会、季節のイベントボランティアなどを通じて、詳しく触れてみてはいかがでしょうか。
【医療法人社団あと会グループ本部】
所在地 | 広島市安芸区阿戸町418-1 |
電話番号 | 082-856-0222(代表) |
公式サイト | https://www.kunikusa.or.jp/ |
@atokai_saiyo(あと会 採用担当インスタグラム) @atokai_eiyo(あと会 食事関連インスタグラム) |