広島の訪問看護リハビリステーション「ひなた庚午」「ひなた吉島」代表にインタビュー!“人”を大切にする職場とは

広島市で訪問看護リハビリサービスを提供する「ひなた庚午」「ひなた吉島」。ご利用者さんやケアマネジャーさんからは「仕事が丁寧」、働くスタッフからは「自分を高めながら働きやすい」との声が届く、何より“人”を大切にする訪問看護リハビリステーションです。今回は、両事業所を運営する「株式会社ひなた」の小田代表から、開設のきっかけや、スタッフに優しい職場環境の理由について、伺いました。

“好働力”がカギ!広島の訪問看護リハビリステーション「ひなた庚午」「ひなた吉島」

「ひなた庚午」「ひなた吉島」は、訪問看護リハビリステーション。看護師や理学療法士といった資格を持つスタッフが、ご利用者さんの自宅や施設を訪れてサービスを行っています。
両事業所の特徴は、「ひなたが好き・仕事が好き・仲間が好き」という、スタッフの「好き」のエネルギーを大切にしていること。チームワークや職場環境の良さで知られ、生き生きとスタッフが働いていることから、ご利用者さんからも厚い信頼を寄せられています。

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小田代表にインタビュー!「ひなた庚午」「ひなた吉島」の“原点”とは?

そんな「ひなた庚午」「ひなた吉島」を運営するのは、「株式会社ひなた 」(広島市西区)。
代表である小田康博さんにインタビューし、「ひなた」が人を大切にする背景について伺いました!

株式会社ひなた 代表取締役 小田康博さん

プロフィール
広島県呉市出身。2012年「アプライアンス株式会社」を創業。ヘルスケア事業、省エネ事業、障がい児通所支援事業など幅広く手がける。2015年に「株式会社ひなた」へ社名変更し、同年に訪問看護リハビリステーション「ひなた庚午」、2020年に「ひなた吉島」を設立。

自身の祖父母のために。「ひなた」立ち上げの原点

小田代表が、訪問看護リハビリステーション「ひなた」を立ち上げたきっかけの一つは、自身の祖父母だったそう。

小田代表:

「当時、祖父は両ひざを手術して歩行が難しい状況でした。リハビリをしたくとも、外出ができず…。そこで、訪問リハビリを依頼しようとしたのですが、認知症を患っていた祖母が『知らない人を家に入れたくない』と拒んでしまいました。そのため自宅での生活が困難になり、施設入所させていただくことになったのですが、『家に帰りたい』という祖父の気持ちを聞き、訪問サービスの大切さ・訪問に入るまでの大変さを実感しました。
そこでまずは、自社のある広島市西区から『自分の家族や身近な人にも自信を持って勧められる訪問サービスを始めよう』と思い立ったのが『訪問看護リハビリステーションひなた』の原点です」

エリア拡大が、スタッフの働きやすさ重視のきっかけに

「ひなた庚午」スタッフと小田代表(中央)

「ひなた庚午」の開所は2015年。看護師3人、理学療法士1人、事務スタッフ1人でスタートしました。

小田代表:

「創業当時は、地道な営業活動からのスタート。地元のケアマネジャー様のお力添えもあり、徐々に営業エリアを拡大できました。ただ、エリアを広げ過ぎ、スタッフが大変な思いをしたこともありました」

そのため、今のひなたでは“丁寧なサービスをより多くの方へ届ける”という思いはそのままに、スタッフのゆとりも考慮し、車で15分以内に行ける距離にエリアを限定しているのだとか。

小田代表:

「スタッフのゆとりが、より良いサービスへつながると考えています。また、スタッフ全員が『ご利用者様の笑顔のために』をモットーに、丁寧な看護・リハビリサービスを心掛けてくれたため、ご利用者様やケアマネジャー様から信頼していただけるようになりました」

「丁寧で満足度の高い看護・リハビリ」がケアマネジャーの口コミで評判に

小田代表(中央)と「ひなた庚午」スタッフ

次第に、地域のケアマネジャーさんの間で、「ひなたは仕事が丁寧で相談しやすい」と評価されるようになった、と小田代表。

小田代表:

「ひなたのスタッフは、皆さん明るく温かい方ばかりです。ご利用者様からもケアマネジャー様からも『親しみやすく、かつ丁寧で満足度も高い』と、うれしい評価をいただいています。
今後も、関わる方すべてに『ひなたと出会えて良かった』『ひなたにまかせて良かった』と、笑顔を運べるようなチーム事業を目指しています」

【ひなた庚午・ひなた吉島】はスタッフが働きやすい!チームとして情報共有し、スキルを磨ける職場環境

コロナ禍でわかった「顔を合わせて話す」ことの大切さ

スタッフが直行直帰をしているところも多い、訪問看護・リハビリサービスの仕事。事業所に立ち寄らず現場を回ったほうが、確かに一見すると効率的です。

小田代表:

「スタッフの個々の状況にもよりますが、私たちは創業時から原則として直行直帰はしてきませんでした
しかし、コロナ禍で一時期、やむをえず直行直帰をしていた時もありましたが、一人で悩みを抱え込むスタッフが出たり、情報共有がうまくいかなかったり…。そのため、朝礼やミーティングなどで、スタッフ同士が顔を合わせて直接話すことを重視しています」

社内研修では、「発信力」を重視。報連相しやすい職場づくり

ひなた社内の運営会議の様子(左端が小田代表)

小田代表:

「ひなたでは、入職後半年間の社内研修を行いますが、そのなかに情報発信力を磨くことを目的にした研修があります。
訪問看護の仕事は、医師や看護師、ケアマネジャーの方など、他職種との情報交換が欠かせません。相手に合わせて、的確かつ端的に発信する力がとても大切なのです」

また、社内研修ではどんなことでも、こまめに「ほうれんそう(報連相)」することを徹底しているのだとか。

小田代表:

「訪問看護・訪問リハビリは、刻一刻と変化する状況に一人で対応しなければいけません。だからこそ、日ごろから何かあった時や迷った時に、孤独にならないよう、遠慮なくすぐ相談できる環境を作っています」

スタッフに求めるのは素直さ、誠実さ、そして責任感

「ひなた庚午」「ひなた吉島」では、どんな人材が求められているのでしょうか?

小田代表:

「求める人材は、誠実さ、素直さ、責任感、の3つを持つ方です。
なかでも一番大切なのは誠実さです。何に対しても誠実に向き合っていれば責任感が出てきますし、素直に受け止めることができるようになります。
もちろん、それだけでなく、自分なりの信念をちゃんと持っていることも大事だと思います」

訪問看護・訪問リハビリの仕事は、ご利用者さん一人ひとりに、じっくり向き合う仕事です。だからこそ、誠実さは大切な要素なんですね。

【求人・採用情報】ひなた庚午・ひなた吉島の採用情報をチェック!

「ひなた庚午」「ひなた吉島」では、看護師や理学療法士など、在宅訪問サービスに興味のあるスタッフを募集中です。
詳しくは、公式サイトの「採用情報」 をチェック!

また、2023年4月1日からは、「福祉用具ステーションひなた」がスタート!車椅子などの福祉用具のレンタル・販売事業のほか、スロープの設置といった住宅改修も行っています。
ひなたの事業や採用に興味がある方は、ぜひ情報をチェックしてくださいね。

「ひなた」のような、心のこもったあたたかいサービスを第一に

「ひなたの名前は、ひなたぼっこできるような『みんなが集まるあたたかい場所』にしよう、という意味で名づけました」と、語る小田代表。ご利用者さんだけでなく、スタッフの間からも「ひなたはいいスタッフしかいない」「職場の空気がいいね」との声をよく聞くのだとか。それは、スタッフの働きやすさ、“人”を大切にしている小田代表の思いが伝わっているからこそではないでしょうか。
看護やリハビリの知識やスキルを生かして、ひなたで働いてみませんか?

所在地広島市西区高須1-11-19
電話番号082-507-8101
サービス提供エリア広島市西区・佐伯区(美鈴が丘)
サービス提供時間平日8:30~17:30 ※24時間緊急時対応あり
定休日土日・祝日
公式サイトhttps://www.hinata-gr.co.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/hinata_kougo/
所在地広島市中区光南2-3-45
電話番号082-236-6125
サービス提供エリア広島市中区・南区
サービス提供時間平日・土曜・祝日8:30~17:30 ※24時間緊急時対応あり
定休日日曜
公式サイトhttps://www.hinata-gr.co.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/hinata_yosijima/
所在地広島市西区高須2-4-21
電話番号082-299-8866
サービス対応エリア広島市西区・中区(佐伯区・南区)
サービス提供時間平日8:30~17:30
定休日土日・祝日
公式サイトhttps://www.hinata-gr.co.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/hinata_fukusiyougu/
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