広島・尾道「訪問看護ステーションいちょうの樹」の理学療法士さんにインタビュー。業務内容ややりがいについて聞きました!

広島県尾道市向島(むかいしま)にある「訪問看護ステーションいちょうの樹」。高齢化が進む尾道市において地域医療を支える重要な役割を担っており、親身なサービスを提供していると利用者さんからも好評です。
今回は、「訪問看護ステーションいちょうの樹」で働く理学療法士さんにインタビュー。仕事の内容ややりがい、「いちょうの樹」ならではの魅力について詳しく伺いました。

広島・尾道で地域医療に取り組む「訪問看護ステーションいちょうの樹」

2014年に開設された「訪問看護ステーションいちょうの樹」。事業所のロケーションや特徴などをご紹介します。

【尾道市向島】訪問看護ステーションいちょうの樹はサ高住・デイサービス併設

瀬戸内海のほぼ中央に位置する広島県尾道市。「訪問看護ステーションいちょうの樹」は、尾道市街地の対岸に浮かぶ向島にあります。事業所は尾道水道に面した場所に位置しており、目の前に瀬戸内の美しい海景が広がっています。また、向島と本土を結ぶ尾道大橋も近く、車で10分程度あれば尾道市街地へ渡れるため、交通アクセスも良好です。

「訪問看護ステーションいちょうの樹」は、サービス付き高齢者向け住宅「尾道いちょうの樹」に併設されています。また、近隣には系列のサ高住「けやきの樹」(デイサービス併設)もあります。

これらの施設を運営するのは、地元・尾道市で昭和63年に創業した水産会社「山源山乃花株式会社」「高齢化が進む尾道市で、地域の介護や医療に貢献したい」という思いから介護事業をスタートしたそうです。

▽サ高住「けやきの樹」「尾道いちょうの樹」についての詳細はこちら

理学療法士など、経験豊富なリハビリスタッフが活躍中

「訪問看護ステーションいちょうの樹」には、看護師のほか、理学療法士(PT)や言語聴覚士(ST)などのリハビリスタッフが多数在籍しています。主な訪問先は、同じ建物内にあるサ高住「尾道いちょうの樹」や、近隣の系列サ高住「けやきの樹」をはじめ、地域で看護・リハビリを必要とする家庭などです。

理学療法士さんにインタビュー!機能訓練や訪問リハビリの仕事の魅力、やりがいは?

今回お話を伺ったのは、「訪問看護ステーションいちょうの樹」で働く理学療法士のKさん。理学療法士歴6年、「いちょうの樹」勤務歴2年の方です。訪問看護ステーションで働くことになったきっかけから、「いちょうの樹」を選んだ理由、仕事のやりがいなどについてお聞きしました。

「訪問看護ステーションいちょうの樹」に入職したきっかけを教えてください

理学療法士Kさん「以前、別の施設で回復期リハビリテーションに従事していた頃、入退院を繰り返されている患者さんが非常に多いことが気がかりでした。患者さんの在宅生活に関心を持ち、生活期リハビリテーションに関わりたいと考えるようになったことが、訪問看護ステーションでの仕事に興味を持ったきっかけです。
当時、『いちょうの樹』は立ち上げからまだ日が浅く、一から作り上げていくことに魅力を感じ入職を決めました」

もともとは回復期リハビリテーションに従事されていたKさん。退院した患者さんの在宅生活に寄り添うため、生活期リハビリテーションに携わる道を選んだそうです。

理学療法士の1日の平均的なスケジュールを教えてください。

理学療法士Kさんに、1日の平均的なスケジュールをお聞きしました。

時間業務内容
8:30~送迎
9:00~訪問リハビリorデイサービスでの機能訓練
16:00~送迎or訪問リハビリ
17:00~書類整理、カルテ記入など

このほか、介護スタッフと協力して行う業務として、食事介助や排泄介助、レクリエーションなども行っているそうです。

訪問リハビリのお仕事の中で大変だったことは?

※イメージです

理学療法士Kさん「理学療法士という専門職がどのような仕事をしているのか、利用者さんに理解していただくのに時間を要することが多いです。利用者さんと良好な信頼関係を築くためにも、どんな目的で訪問しているのか、どんな専門家なのかを正確に伝えることは大切だと考えています」

利用者さんと接する際、気を付けていることは?

けやきの樹デイサービスの機能訓練ゲームの様子

出典:尾道いちょうの樹Instagram

理学療法士Kさん「利用者さんとは、言葉だけのやり取りだけではなく、接する際の表情やしぐさまでしっかり観察するよう心掛けています。また、介入前後の利用者さんの変化などを他職種のスタッフにも伝えることで、情報共有や連携を図っています」

「訪問看護ステーションいちょうの樹」では、利用者さんの安全確保と業務の円滑化のため、常に報・連・相が徹底されているようです。

日々のお仕事でやりがいを感じられるのはどんなときですか?利用者さんとの心に残るエピソードがあれば教えてください。

※イメージです

理学療法士Kさん「やはり、利用者さんやそのご家族から感謝の言葉をいただいたときにやりがいや喜びを感じますね。

以前、担当していた利用者さんに、重度の要介護で食事もままならない状態の方がいらっしゃいました。しかし、ご本人が積極的にリハビリに取り組まれた結果、自力で経口摂取できるようになり、みるみるお元気になられたんです!その姿がすごく印象に残っています」

利用者さんの生活拠点であるご自宅で、回復される姿を継続して見守れるのは、訪問リハビリテーションならではの喜びややりがいと言えるでしょう。

【求人】「訪問看護ステーションいちょうの樹」の職場環境や働き方をチェック

ここからは引き続き理学療法士Kさんに、「訪問看護ステーションいちょうの樹」の研修制度や、職場環境などについて伺います。

職場ではどんなスキルアップの機会がありますか?

系列サ高住「けやきの樹」で行われた救命救急講習会
出典:公式Instagram

理学療法士Kさん「介護・障がい福祉の事業所向けのオンライン動画研修サービスを受けたり、地域包括ケアネットワーク会議に出席したりしています。事業所内でしっかりスキルアップが図れる環境ですよ」

オンラインでいつでもどこでも研修動画を視聴できる環境が整っているため、働きながらでもスキルアップや技術を確認しやすいのが魅力!また、スマホさえあれば研修を受けられるので、すき間時間の有効活用にもつながりそうです。

訪問リハビリに興味がある理学療法士さんへのメッセージ

最後に、理学療法士Kさんから訪問リハビリ職を目指している方へ向けてメッセージをいただきました。

理学療法士Kさん「生活期リハビリテーションは、利用者さんの在宅生活に寄り添い、利用者さんやご家族と深く関われるのが魅力です。ご自宅へ伺うところに、病院や施設とはまた違った難しさがあるものの、その分やりがいや達成感を大いに得られる分野だと思います。

リハビリといえば、急性期や回復期をイメージする人が多いようです。この機会に、生活期リハビリテーションにも、ぜひ目を向けてもらえたら嬉しいです。

『訪問看護ステーションいちょうの樹』には、看護師・理学療法士・言語聴覚士と、多職種のスタッフが在籍しています。さまざまな専門スキルを持ったスタッフがチーム一丸となり、1人の利用者さんに対応できることが強みです。スタッフもみな人柄がよく、とても働きやすい環境だと思います。チームの一員になってくれる方をお待ちしています!」

看護とリハビリに関わるさまざまな専門職が在籍する「訪問看護ステーションいちょうの樹」は、利用者さんのニーズに多方面からアプローチできます。利用者さんとより深く関わりたいと考えるリハビリ職の方は、生活期リハビリテーションを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

【求人】現在の採用職種はこちらをチェック!

「訪問看護ステーションいちょうの樹」では、看護師や理学療法士をはじめ、さまざまな職種のスタッフを募集しています。勤務地はいずれも広島県尾道市向島です。尾道エリアで転職を考えている看護師やリハビリ職の方は、ぜひ公式サイトの採用ページへアクセスしてみてください。

公式サイトの採用ページはこちら

また、採用に関する疑問・質問は、公式LINEでも受け付けています。気になる方は、気軽にLINEの友だち追加をしてみてください。

公式LINEはこちら

「訪問看護ステーションいちょうの樹」で利用者さんの在宅生活に寄り添う

理学療法士Kさんは、「生活期リハビリテーションは、病院や施設とは違う難しさはあるものの、それ以上の達成感ややりがいを感じられる仕事だ」といいます。

尾道エリアで利用者さんの生活により深く関わる働き方を探しているリハビリ職の方は、ぜひ「訪問看護ステーションいちょうの樹」をチェックしてみてください。

【訪問看護ステーションいちょうの樹】

所在地広島県尾道市向東町3301-59 
サ高住「尾道いちょうの樹」内
求人問い合わせ先0848-38-7767
LINE:@629etvlt
公式サイト【尾道いちょうの樹】http://ichonoki.com/
【けやきの樹】https://www.keyakinoki-y.jp/

この記事をシェアする