広島のサ高住【尾道いちょうの樹】【けやきの樹】を運営する木曽代表インタビュー!

「尾道いちょうの樹」と「けやきの樹」は、広島県尾道市にあるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。2施設を運営するのは、地元尾道で長年、水産物卸売事業を手掛けている「山源山乃花(やまげんやまのはな)株式会社」。今回は、同社の代表を務める木曽量之さんに、異業種から介護サービスに進出した理由や、運営する2つのサ高住の特色などについてインタビューしました。

広島・尾道のサ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」を運営する「山源山乃花」とは?

まずは2つのサ高住「尾道いちょうの樹」と「けやきの樹」をご紹介しましょう。所在地はいずれも瀬戸内海に浮かぶ向島(むかいしま)です。

【尾道市向島】サ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」

サ高住「尾道いちょうの樹」は、2014年に開設されました。全27戸と比較的小規模でアットホームな施設です。尾道水道と呼ばれる海峡に面しており、オーシャンビューが自慢!スタッフの業務負担を軽減するため、事務所から各居室や食堂、浴室などへの動線が最短になるよう設計されていることも特徴です。

所在地広島県尾道市向東町3301番地59
電話番号0848-38-7767
公式サイトhttp://ichonoki.com/

2021年に開設されたのが「けやきの樹」。向島循環線(広島県道377号)沿いにあり、周辺にドラッグストアや金融機関などがある利便性の高い場所に位置しています。戸数は、全63戸と「尾道いちょうの樹」のほぼ倍。緑豊かな中庭があり、四季折々の景色が楽しめます

所在地広島県尾道市向東町8918-1
電話番号0848-38-1600
公式サイトhttps://www.keyakinoki-y.jp/
Instagram@keyakinoki_ichounoki
公式LINEhttps://line.me/ti/p/~@629etvlt

2施設を運営するのは尾道の水産物卸売会社「山源山乃花株式会社」

「尾道いちょうの樹」と「けやきの樹」を運営するのは、地元尾道の企業「山源山乃花(やまげんやまのはな)株式会社」1988年に創業し、水産物を全国各地に配送・販売する卸売業を手掛けている企業です

今回は、代表を務める木曽量之さんにインタビュー。「山源山乃花株式会社」が介護事業に参入した理由や、運営するサ高住の特色などについて伺いました。

木曽量之(きそ・かずゆき)さんプロフィール

「山源山乃花株式会社」代表取締役

尾道市出身。証券会社勤務などを経て、家業の水産物卸売事業を引き継ぐ。2014年にサ高住「尾道いちょうの樹」を開設し、介護事業に進出。2021年には同じくサ高住「けやきの樹」を開設。その他、訪問看護事業、訪問介護事業、通所介護事業、居宅介護支援事業、定期巡回・随時対応型訪問介護看護なども展開している。

広島・尾道の「山源山乃花株式会社」木曽量之代表にインタビュー!

「山源山乃花株式会社」が介護事業にサービスを拡大した理由

まずは、異業種から介護業界に参入したきっかけを伺いました。

木曽代表「きっかけの一つは、祖母の介護でした。認知症だった祖母を主に叔母が在宅介護していたのですが、徘徊などもあり、とにかく大変そうでした。『とても自分には無理だ』と思うのと同時に、『同じように困っている人が他にもたくさんいるはずだ』とも感じました。

日々の仕事や家事をしながら、自分の親や義理の親の介護をするのは、とても負担が大きいですよね。だからこそ、介護をサポートする、我々のようなサービス事業者の存在が不可欠だと思います。介護施設は地域を支える『社会インフラ』のひとつだと思っていますし、その使命感でこれまでサービスを継続してきました」

2014年、海が見えるサ高住「尾道いちょうの樹」オープン

「尾道いちょうの樹」2階ホール

2014年に、最初のサ高住「尾道いちょうの樹」を開設。オーシャンビューの眺望が自慢です。

木曽代表「思うように外出できない入居者さんが、いつでも海を眺められるように、尾道水道に面した場所を選びました。海の様子は毎日変わりますし、いろんな船が行き交うので、ずっと眺めていても飽きないんですよね。ちなみに、施設名は『長寿』の花言葉を持つ『イチョウ』に由来します。」

「尾道いちょうの樹」はアットホームな雰囲気で、スタッフさんと入居者さんの距離が近いことも特徴。ご家族からスタッフ宛に「感謝の手紙」が届く機会も多いそうです。

2021年、中庭のあるサ高住「けやきの樹」オープン

サ高住「けやきの樹」中庭

2021年、2つ目となるサ高住「けやきの樹」をオープン。「ロ」の字型に居室がレイアウトされており、中央に大きな中庭があるのが特徴です。

木曽代表「『けやきの樹』の開設にあたり目指したのは、入居者さんがくつろげる“ホテルのような住環境”です。また、入居者さんに四季折々の自然を感じていただけるよう、大きな中庭も設けました。『ハナミズキが咲いたね』とか『新緑がきれいだね』など、ちょっとした変化が入居者さんやスタッフの会話のきっかけになるんですよ。広いウッドデッキで、散策やひなたぼっこを楽しむ入居者さんもいらっしゃいます。」

「けやきの樹」のインテリアは、木の温もりを感じられる落ち着いた雰囲気。あちこちに絵画も展示されています。
ちなみに「けやきの樹」の施設名は、『健康』『長寿』の花言葉を持つ『ケヤキ』に由来するそうです。

目指すは、地域の高齢者介護を支える持続可能なサービス

実の孫と祖母にあたる「けやきの樹」スタッフと入居者さん

「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」には、入居者さんの“紹介”で新たに入居する方も多いと言います。

木曽代表「紹介や口コミで選んでいただけるというのは、信頼の証だと大変ありがたく思っています。

介護サービスを提供する立場として、地域の方と同じ方向を向き、一緒に問題を解決していくことが大切。そのためにも、入居者さんとそのご家族だけでなく、働く人にとっても無理なく介護サービスを持続できるように、環境や働き方を改善してきました。関わる全ての人が『ここでよかった』と思えるような施設にしていきたいです」

入居者さんの住環境の整備はもちろん、スタッフの職場環境にまで配慮が行き届いていることも、地域から厚い信頼を得ている理由なのでしょう。

サ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」で求められる人材とは?【求人】

サ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」の採用で重視することは?

2つのサ高住で求められる人材について、木曽代表に伺いました。

木曽代表「『ここで働きたい』という強い気持ちを持ち、改善点を率先して提案できる人材、“入居者さんファースト”な行動ができる人材が集まる場にしたいと考えています。客観的に見て、両施設で提供している介護サービスのクオリティはかなり高いと自負しています。開設以来、スタッフの質の向上に尽力してきましたから。

現在、9割以上のスタッフが介護福祉士の資格を保有しています。介護福祉士でなくても介護職に就くことは可能ですが、資格取得を目指す向上心や専門職としてのプロ意識を持ち合わせたスタッフが多いことが、有資格者の多さに現れているのではないでしょうか。もちろん、資格に応じた賃金体系も用意しています」

「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」で求められるのは、高い向上心とプロ意識、そして入居者さんファーストなマインドを持ち合わせた人材とのこと。保有資格に加えて、経験も報酬にしっかり反映されることも魅力です。

【求人】現在の採用職種はこちらをチェック!

サ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」では、さまざまな職種が活躍しています。尾道エリアで転職を考えている介護職の方や看護師さん、リハビリ職の方は、ぜひ一度公式サイトの採用情報をチェックしてみてください。

地域に愛されるサ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」でスキルアップ

「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」は、自然を身近に感じられる立地や、介護サービスのクオリティの高さが魅力のサ高住です。また、スタッフの働く環境の整備にも常に配慮されています。「ここで働きたい」と思った方はもちろん、尾道エリアで地域貢献したい、介護職としてさらなるスキルアップを目指したいといった方は、ぜひ採用情報をご覧ください。

この記事をシェアする