訪問リハビリに向いてる人って?介護現場で役立つ10の特徴
病院やクリニックで働くイメージのあるリハビリ職。実は、作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などのスキルがあれば介護業界でも活躍できます。訪問介護ステーションに在籍し、利用者さんの自宅や介護施設などを訪ねてリハビリする「訪問リハビリ」もそのひとつです。今回は、訪問リハビリに向いてる人によくある10の特徴をご紹介します。今後もリハビリ職に従事するにあたって、自分に合った働き方を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
訪問リハビリってどんな職種?
訪問リハビリは、要介護1以上の方でリハビリテーション施設や病院への通院が困難な方、退院後の生活に不安がある方などが対象です。利用者さんの自宅や介護施設で心身機能の維持と回復、日常生活の自立を促すためのリハビリを行います。
利用者さんがリラックスした状態でアプローチできる、実際の生活環境に合った訓練が行えることなどが大きなメリットです。
訪問リハビリに向いてる人にある10の特徴
訪問リハビリに向いてる人にある10の特徴をまとめました。
接遇が良い
利用者さんの自宅を訪れて施術する訪問リハビリでは、特におもてなしの心やマナーを意識する必要があります。日常的に身だしなみやあいさつ、言葉遣いなどに気を配っている方は、訪問先で良好な関係を築きやすいでしょう。
コミュニケーション能力が高い
コミュニケーション能力が高いことも訪問リハビリに向いてる人にある特徴です。利用者さんや介護している家族の方に対して、思いやりと尊重する気持ちを持ってコミュニケーションが取れる方は、訪問リハビリの現場において重宝されるでしょう。
時間管理ができる
訪問リハビリに向いてる人の特徴としては、時間管理ができることも挙げられます。訪問リハビリでは、それぞれの利用者さんのもとへスムーズに訪れるために適切なスケジュールを立てなければいけません。時間を意識した施術ができることも求められるスキルと言えます。
自己管理能力が高い
多数の医療従事者がいる病院やクリニックと異なり、ひとりで作業することが多い訪問リハビリでは、自己管理能力の高さが重要です。心身ともに負担がかかりすぎないよう意識してスケジューリングできる方は、訪問リハビリに向いてる人と言えるでしょう。
創意工夫が好き
利用者さんの自宅には、病院やクリニックのような設備が十分に整っていません。限られた環境で施術する訪問リハビリは、自らのアイデアで工夫しながらリハビリ効果を最大限に引き出す必要があります。創意工夫しながら臨機応変に対応できる方は、訪問リハビリでも活躍するでしょう。
人の身体を良くしてあげたい気持ちが強い
訪問リハビリが向いてる人は、人を元気にしてあげたい気持ちが強い傾向にあります。病院のリハビリ職として勤務する中で、患者さんの退院後の生活まで気になっている方は、訪問リハビリに向いているかもしれません。
勉強熱心
個人で活動することが多い訪問リハビリは、常に自ら進んで新しい知識や技術を取り入れていく必要があります。より良いサービスを提供するための勉強意欲が高いほど、信頼されるスタッフとして認識されやすいでしょう。
収入アップを目指している
訪問リハビリは、施術すればするほど収入面にも反映されます。自分で実績を上げてより多くの収入を得ることにやりがいを感じられる方は、訪問リハビリに向いてる人と言えるでしょう。
家事に慣れている
訪問リハビリでは、日常生活の自立を促すリハビリを行います。施術者が家事に慣れていれば、利用者さんから料理や洗濯の際に感じた不便さを解消しやすくなるのです。相手に寄り添った手順を提案できるため、家事に慣れていることも訪問リハビリに向いている人の傾向と言えます。
体力に自信がある
十分な体力があることも訪問リハビリに向いてる人の特徴です。1日に複数人の利用者さんのもとを訪れることもある訪問リハビリ。施術だけでなく移動にかかる労力も必要です。体力に自信があり、身体を動かすことが苦ではないことも訪問リハビリで求められる能力と言えます。
リハビリ職のスキルを活かして自分らしく働こう
訪問リハビリは、より利用者さんに寄り添ったサポートを届けたい方におすすめです。また、「自分らしく働きたい」という思いがある方は、訪問リハビリに向いてる人と言えます。時間やスケジュールを自分で管理する必要はありますが、自発的に行動していく訪問リハビリの仕事からは大きなやりがいを感じられるでしょう。該当する特徴が多かった方は、介護業界で勤務することを検討しても良いかもしれません。